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詩: 晴海通り


青空が泣いてる
と思ったら
和光の時計台の上で
いくつもの私が
重なりあっていた

たくさんあった
別々の瞬間
そのひとつひとつが
今この瞬間に
息づいているような

今日は、美容院帰りの私
それから
おばあちゃんになった私が
教文館前の大通りを
渡っていく

同じような 青空の下





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みえる
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