詩: 水晶玉
何が正しいのか
誰にも告げることができない
それはわたしの心が知っていて
わたしの心だけが知っている
何がわたしの糧になるのか
何がわたしの本当にしたいことか
わたしが仕事以外に
時間をとりたいと思うこと
それがいいとかわるいとか誰にも
何も言えない
単にわからないのだ
わたしの心がその答えを知っていて
わたしの心だけがそれを知っている
だからこれまで誰も
正しいことを言ってくれなかった
単に言えなかった
だから誰の判断も評価も
決して正しいものにならなかった
わたしのほかに誰も
わたしの心を覗くことはできない
何がわたしを納得させるのか
そしてわたしの計画とは
何がわたしを満足させるのか
そしてわたしの幸福とは
不完全な世界で
尋ねてみるなら心にきく
誰のものでもないわたしの心に
万物の尺度を秘めている
わたしの心に
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