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空の境地

難しい。死を迎える頃にはこの境地がわかるようになるのだろうか?

1年4ヶ月前に、親しい友達がこの世からいなくなりました。
きっと、死にたくなかったんだろうと思います。
どんなに生きたかっただろうと、最近よく思い返します。

いろいろごまかして、直視できないでいたなーと、思い返します。

死ぬという経験は、孤独の塊というか、なんというか、限りなく独りなんですよね。
できることなら私はこの友達と一緒に体験し、「あー、死ぬってこういう感じなんだねー」と共感したかったんだな、と最近思い至りました。

そんな気持ちをなだめてくれるだろうかと、この本を10年ぶりくらいに読んでみました。

『生きて死ぬ智慧』文・柳澤桂子 画・堀文子

つくづく、タイトルがすごいなぁ。
生きて死ぬんです。
一元的に生きるのだそうです。
二元的から一元的に物の見方を変えていくのが、今後の課題。

久しぶりに読むと、前に読んだ時よりすんなりわかることもある。
年の功というのだろうか。
最近、手塚治虫をよく読むからだろうか。

考え過ぎてもなんなので、これからも、ときどき思い出して、考えるのが良かろうな。

#般若心経 #生きて死ぬ智慧 #読書