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ブック探偵初仕事 一件落着
昨年末、ある友人よりお寄せいただいた、以下の調査依頼。
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みどりさん、わたし、どうしても何の本だったか判らない小学生の頃だかに読んだ外国のお話があるの。
○変わった学校とセンセイと生徒の話
○たしか、アルファベットがaで始まる生徒しかいない?
○蛇口をひねると何だかのジュースが出てくる章がある
こんな少ないヒントで判る?
あ、絵本じゃないと難しいかな?
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おそらくこの本かと…
『そばかす先生のふしぎな学校』(ブジェフバ作 内田莉莎子訳)
「クレクス先生は、Aではじまる名前の男の子しか生徒にとらない。」
「ぼくたちはシャワーをあびるのがだいすきだった。だってシャワーから出るのは、シロップであじつけしたソーダ水だもの。」
と、ある。
さっそく友人に提示してみると、果たせるかな、「そうそうこれこれ!」をいただいた。
幸先の良い2016年の始まりである。