「シャーロック•ホームズの冒険」#17
第17話「マスグレーブ家の儀式書」
冒険めいて大好きな回です。ちょっと『グーニーズ』を彷彿させる…ダンディなおじさま3人がワイワイ微笑ましいじゃありませんか。原作では大学生の頃の回想としてホームズが語ります。ドラマ版はワトソン君が一緒でやっぱり嬉しい。
放送前『シャーロック•ホームズを見る前に』という短い番組紹介が挟まれ、天才ホームズと凡人ワトソンはお互いの足りないものを補う名コンビ…✨ってワトソン君人格者の上に立派なお医者さんなのだから凡人ってひどくない?笑
“頭脳”と“心”どちらも欠かせない2人でひとつの存在とのことです。ニンマリ。なんだか『オズと魔法使い』に出てくるブリキのカカシと臆病者のライオンにも見えてきました…今日は例える映画が多いな👀
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冒頭、馬車の上での会話。結局2人ともだらしなくて片付けが嫌いなのでしょう。ホームズの同級生マスグレーブさんちへ遊びに行きます。モコモコ毛布に包まりっぱなしのホームズ。格好つけてもモコモコ。笑
久しぶりに会っての会話がなんともおかしい「結婚はしてないよ」「そりゃ賢明だな」ってなんですか。どっちもどっちな展開。ホームズは未開封のまま手紙を放置したりするから仕方ないのかも…もっと他人に興味もちましょう。
のどかな風景を楽しみ、狩猟に出掛け、良い週末。おかしなハイテンションなホームズですが、旅先まで注射を持ってくるのは困りものです。心配のワトソン君。この後、錯乱状態のメイド診察もしたりで忙しい(←引っ掻かれたり💦)
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イギリス屈指の名家。20年以上仕える博識な執事ブラントンがドン•ファン並のモテ男…って設定に納得いかない(賢いんなら人間関係もうちょっとキチンとしてほしい)この人がホームズに匹敵する頭脳の持ち主ということで。
妻に先立たれ、メイドのレイチェルと婚約。破断後、森番の娘ジャネットと交際。ヤキモチ妬いて荒れ狂った元カノが屋敷内をうろついて、みんなドン引きらしい(そんな状態のお屋敷に招待しないでほしいです)
ホームズ滞在中にブラントン失踪。実は、女性問題に加えて屋敷内の資料を勝手に漁る不届きを見つけた当主がクビ宣言してました。先に言ってよ〜って感じですが、当主は育ちがいいので彼の名誉のために黙ってようとしたのかな。
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儀式書は、当主にとっては価値を見出せないものであり、なぜブラントンが執着するのか気にも留めない。このズレが面白さに繋がります。子供時代から何度も解読を試みたのに断念したから“無価値“と判断するに至ったのでしょうね。
ホームズがマスグレーブとワトソンを引き連れ樫の木を探る場面は『メリー•ポピンズ』みたいです。先祖代々追ってきたお宝がガラクタだと気づき、失望。しかしホームズだけがその歴史的価値を知っているのでした。
ラスト。まるでシェイクスピアの『オフィーリア』原作では言及されなかったレイチェルの未来図を打ち出す理由は、悲劇的な美しはもちろん、恋愛という無価値に感じられるものにも当事者には大きな意味があるってことかな。深い…
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あのですね、懲りずにまたなんちゃって4コマ漫画を描いちゃいました😆一緒に載せるとネタバレになってしまうかもしれないので、明日UPしますね。よかったら楽しんでもらえたら嬉しいです♪
来週は「修道院屋敷」かな。2代目ワトソン君がドキドキの初収録とのことです。どうぞお楽しみに。今週は30分遅れでしたからね〜👀では、また来週❣️
オマケ☕️
〈絵と文/深道 韻〉
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