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印刷に使うネガを整理した日のこと

写真家 Midori S. Inoue の 90年代 NY でのストリートフォトと、詩人・谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本「 記憶と空想 」。

9月の出版に向けて、本の製作もだんだんと佳境に入ってきています。

本日お届けするのは、印刷に使う写真のネガを探して整理していた日の様子。

マネージャーの葉子さん、プロジェクトメンバーのほっしーが一緒に作業してくれました。


一枚一枚のオリジナルプリントは、私がNYにいたころに週末に暗室に篭って作ったもの。

部屋中に広げて、印刷に使うネガを捜索しながら、その写真を撮った時の私自身の思いがプリント1枚1枚から蘇ってきました。


時が経つと私自身の変化もあるのでしょうか。

NYにいた頃は、とにかくこっちを向いてニコッとした写真は極力省いてきました。

でも、今はそんな写真たちの中からもたくさんのエネルギーを感じています。

たくさんのコンタクトプリントを見直しながら、30年前は選ばなかった写真の中からザクザクとお宝の写真を見つけました。


さて、一通りネガを探し終わって、写真にラベルとサンプルのプリントと指示書をつけ終わりました。

そして、昨日手持ちでこちらのデータを山田写真製版所に持ち込んできました。

ホッとしたら疲れがどっと出てきました!ひと山超えた感じです、よかった!

フォト絵本「記憶と空想」心を込めて、丁寧にお届けしていきます。

TGIF! Thanx God It‘s Friday!どうか素敵な金曜日を。

「あなたはあなたでいい」を伝えたい。フォト絵本「 記憶と空想 」
ご支援・ご協力をどうぞ引き続きよろしくお願いいたします。


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