写真家 Midori S. Inoue の 90年代 NY でのストリートフォトと、詩人・谷川俊太郎氏の言葉から生まれたフォト絵本「 記憶と空想 」。
手に取ったあなたに想像を膨らませてほしい。Midori S. Inoue の個展に来てくださった方が書いてくださった、素敵な落書きや言葉をご紹介していきます。
最近の記事
Wigstock 『記憶と空想』谷川俊太郎氏書き下ろし
港から巨大な客船が今大西洋へと出て行く
羨ましいと思う人 関係ないよと思う人
昨日突然解雇された人 売れない詩を書いている人
街に生きるひとりひとりの私史を書きたいと思っている人
谷川俊太郎
A big passenger ship now sets sail for the Atlantic from a port.
There are one who feels envious of it, one who thinks it ha
Cooling Off
NY Street Photos
Cooling Off
この街の夏が好きだったと祖父は言う
いつもアイスクリームを舐めていたわけじゃないが
水が街中でしぶきを上げていた
時々現れる小さな虹が見えると得したような気分だった
谷川俊太郎
『記憶と空想』より
~ あなたが綴る100万通りの物語 ~
写真・文 Midori
All Smiles, School is Over
All Smiles, School is Over!
誰とでも友だちになれると思っていたら大間違えだ
ここでは自然が学べないが人間は学べる
傷つき傷つけながら子どもは大きくなっていく
心の砂漠に未知のオアシスを探しながら
谷川俊太郎
『記憶と空想』より
~ あなたが綴る100万通りの物語 ~
写真・文 Midori S. Inoue 第一章言葉 谷川俊太郎
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#記憶と空想
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『記憶と空想』は、写真家Midori S. Inoueの心が動いた1990年代New Yorkerの光り輝く瞬間の集大成。第一章は詩人谷川俊太郎氏による書き下ろし20篇の言葉とのコラボレーション。谷川氏の言葉は読む人を空想の世界に誘い、空想することに正解はない、好きなように楽しめばいいことを気づかせてくれます。第二章はMidoriのメッセージ。「あなたはあなたのままでいい」「みんながみんなちがっていい」「今を楽しんでいい」「夢を描いていい」「ダメならやめてもいい」。日本で生き