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日記 0925-1001

2024.9.25 水
彼の隣で起きる。こんなに優しい気持ちで迎えた朝は久しぶり。バス、窓から入ってくる風が気持ち良い。この季節が本当に好きだ。
書店勤務。正直なところ何の話をしているのかほとんど分からなかったが詳しく聞ける状況でもなかったのでひたすら相槌を打った。電話や問い合わせが多く、じわじわと忙しかった。退勤。ゆで卵と冷奴を食べる。紅茶を淹れて、彼からもらったチョコレートケーキをいただきながら『ベイビーわるきゅーれ』を鑑賞。想像以上に面白くて、1作目と2作目を一気見してしまった。まんまとハマる。ちさともまひろも可愛くてかっこよくて最高。新作も観に行かねば。

2024.9.26 木
パン屋のバイト。バイト1人きつい〜と思いながら働いた。閉店まで黙々とやる。家事を済ませて風呂。『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ』の1〜4話を見る。気付けばつい、可愛い…と何度も口から漏れている。まひろがカルビイカを抱きしめて泣いている姿につられてほろり。2人の日常をずっと見ていたい。

2024.9.27 金
また悪夢。書店勤務。退職の意向を伝える日。店長に時間をいただけるよう事前に話をしていたが、なんやかんやと売り場も店長も忙しく、日曜日に延期になった。早く話してしまいたい。
退勤後、MUJI Cafeでサクッと夕飯を済ませて『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を鑑賞。公開初日に観に行くハマりよう。面白かった〜!池松壮亮演じる冬村かえでという人間が、あまりにも魅力的だった。余韻に浸りつつ、六曜社へ寄り道。ウインナーコーヒーをいただいて帰宅。

2024.9.28 土
パン屋のバイト。今日は厨房。ほどほどに忙しい。スーパーへ寄って帰宅。ベッドに潜り込む。最近まためっきり本が読めない。政治のこと、パレスチナのこと、かろうじて情報を追いかけているけど、考えたり言葉にする体力がない。

2024.9.29 日
書店勤務。良いペースで仕事が進んだ。帰り際、店長に退職の意向を伝える。分かってはいたけれど厳しい言葉をかけられる。まぁそうだよな。時期を少し伸ばしてほしいとのことで、先方と相談しますと答えて退勤。
帰宅してシャワーを浴びて身支度。お気に入りのドレスを着て出かける。転職先の食事会、社長との顔合わせ。いろんなお話を聞かせていただき、気が引き締まると同時に不安も湧き上がる。体力をつけなくては。求められていることにちゃんと応えられるように。新しい、外からの視点を必要としているから遠慮せずに思ったことはどんどん伝えてほしい、とにかく何事にも好奇心を持って楽しんでほしい、とお言葉をいただいた。前職の上司の言葉を思い出した。頑張ろう。大丈夫かな。頑張ろう。お食事もどれも美味しく、美しかった。お腹がはち切れそうになった。23時頃に帰宅。倒れるように就寝。

2024.9.30 月
夜中に左足が攣って目が覚める。つらい。痛い。もう一度眠る。ゴミ捨てを諦め、朝なのか昼なのか分からない時間に起きて、ヨーグルトとパンを食べる。ご飯を食べただけでなんだか疲れてしまい、また眠った。目覚めたら夕方。重たい身体をなんとか起こす。一日中寝たな…。
お風呂に入って洗い物と洗濯をして、身支度を済ませ彼のお店へ。あたたかいカフェオレとコーヒーゼリーをいただいた。ほろにがく美味しい。閉店後、彼と夕飯を食べに出かける。大宮のふる里へ。ハモ天、あおさの出汁巻、ピーマンの肉詰め、レバニラ、おにぎり。どれも美味しかったけれど、あおさの出汁巻が特に素晴らしかった。真似してみたい。帰宅してあたたかいお茶を淹れてもらう。彼は仕込み、私は読書。堀静香『せいいっぱいの悪口』読了。読んでいてとても安心した。これは私のことかもしれない、と思った。大切な一冊になった。

2024.10.1 火
何度かアラームをスルーしてゆっくり起床。彼が朝ごはんの支度をしてくれた。アイスカフェオレ、ヨーグルト、ハチミツチーズトースト。あまじょっぱくて美味しい。店内には光が柔らかく届いて、風がたっぷり入ってきて気持ちが良い。お日さまの匂いが近い、と思う。どこか遠くへ来たような心地になる。私はこういう瞬間に、幸せだって感じる。
彼と別れて、珈琲ヤマグチへ。アイスカフェオレをごくごく飲む。それから自転車を北へぐんぐん漕いで、お昼ご飯を食べにcookknollへ。きのことあさりのファルファッレをいただいた。旨みという旨みが、ぶわわわ〜っと押し寄せてなんだこれ〜〜ってなった。美味しい…。口に運ぶたび、じんわりと胃があったかくなっていくのが分かる。やさしいけれどしっかりパンチもあって、満足感も充分。デザートはカルダモンのパンナコッタと桃のコンポートを。こちらも素晴らしく美味しい、そして美しい…。また彼と一緒に来たいな。
その後は珈琲山居さんへ。今日は特別営業で、チャイ職人さんの出張喫茶。ずっと気になっていたので嬉しい。あたたかいチャイをいただいた。飲みやすくてとても美味しい。スズキナオ『家から5分の旅館に泊まる』を読み進めていると、どうしても銭湯の気分になったので帰りに門前湯へ寄った。露天風呂もあり、常連さんもあたたかく良い銭湯。帰宅、ベッドシーツを替える。良い匂い。

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