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日記 0612-0618

2024.6.12 水
作業があるため彼は6時に家を出た。私が眠っている間、彼はずっと起きていたようで、申し訳ないことをしたな、と思う。無理をさせていないだろうか。
暑い。寝たり起きたりを繰り返して、もうどうにも耐えられなくてクーラーをつけた。暑いと本当に動けなくなる。せっかくの休日だからと頭の中で予定はいろいろ立てていたものの、ほとんどずっとベッドの上にいた。
陽が落ちてからようやく動けるようになり、tavoanへ。今日は木柵鉄観音というお茶をいただいた。ほうじ茶のような香ばしい香り。キレとコクがあり、一緒にいただいた豆乳アイスクリームとも相性ぴったり。美味しい〜。かなり好きなお茶かもしれない。

小沼理『共感と距離感の練習』を読了。なりたい自分について、ここ最近ずっと考えてきたけれど、この本を読んで、その姿を少し捉えることができた気がする。分かると口にするのは怖い。あなたと私は違う人間だから。あなたの痛みを、私はどうしたって分かり得ないから。けれど、できるならば、分かち合いたいと思う。分からないと切り捨ててしまうのではなくて。分からないからと押し付けてしまうのではなくて。大事にしたいから、知りたい。もう傷つけたくないから、学びたい。

完璧な場所も完璧な方法もないから、問い続ける。ここにいないのは誰か。ここにいるのにいないことにされているのは誰か。気づくことができなければ、知ろうとすることもできない。

小沼理『共感と距離感の練習』

2024.6.13 木
パン屋のバイト。寂しい気持ちが波のように押し寄せてきて、ずっとうっすら泣きそうだった。売り場がサウナのように暑い。早めに終わったので八百屋でサラダを買って帰宅。すぐ風呂。クーラーの効いた部屋でアイスを食べたら腹を壊した。

2024.6.14 金
パン屋のバイト。今日は売り場もクーラーが付いていたので、熱中症の心配もなく快適に働く。店が暇。暑いとパン、買わないよな…。帰りに薬局で日焼け止めスプレーとカップ麺を買う。7月の頭にパン屋が夏休みなので、せっかくだし東京へ行こうかなとスケジュールを組んでみた。かなり綿密に組んだものの、ふと、本当に行きたいか?という思いが湧いてきて、結局何の予約もしなかった。内藤礼の個展は行きたいのだけれど、東京をうろうろすることのハードルが高い。体力的に。

2024.6.15 土
また猫の夢。ここまでくると怖い。
書店勤務。ひたすらレジ、合間にクリンネス。宮部みゆきの新刊がよく売れていた。
買い出しして帰宅。彼が家に来て、トマトと茄子のパスタを作ってくれた。美味しい〜。彼の作るパスタが美味しくて、自分では作る気になれない…。デザートに2人でアイスを食べて、食休み…とベッドに寝転んだらそのまま眠ってしまった。

2024.6.16 日
彼に見送られ出勤。パン屋のバイト。ほど良い忙しさ。カンカンに晴れたり、強い雨が降ったり、台風みたいな風がビュンビュン吹いたり。変な天気。買い出しして帰宅。水回りの掃除、洗濯、風呂。長谷川あかりさんのレシピでハヤシライスを作ったけれど、赤ワインが古かったからか味が決まらず。材料費もまぁまぁしたのでへこむ。自分が悪い。明日の弁当の支度をして、アイス食べて寝た。

2024.6.17 月
書店勤務。体育会系の職場を引く率が高すぎると思う。帰宅、すぐ夕飯と弁当の支度。炒飯、塩昆布入れすぎて少し辛くなってしまった。浮腫みそうな味。気疲れが限界に達して、21時頃気絶するように眠ってしまった。夜中の1時に目が覚める。まだ雨は降っていない。そこからしばらく眠れなかった。

2024.6.18 火
大雨。書店勤務。雑誌の入荷数が少なく、雨でお客様も少なかったので、落ち着いて業務を進めることができた。仕事が終わる頃には雨も止んでいて、気持ち良い風が吹いていた。自転車乗りたいな。買い出しして帰宅。掃除機かけて、洗濯まわして風呂。夕飯はふるさと納税の冷凍ハンバーグ。弁当の支度も済ませる。19時半でまだ外が明るいから変な感じ。食後はあたたかい紅茶を淹れて、週末に友人と行くお店の予約をしたり、来月のシフトを入力したり、細かなタスクを済ませた。頭が疲れていて本が読めない、こういうときこそ短い文章では、と思い、先日購入してまだ読めていなかった七月堂のZINEを読む。詩は、読むというより、すーっとそのまま入ってくるような感じ。救われた気持ちになって眠る。

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