月を間近で見る経験/ムーンアートナイト下北沢
下北沢で「ムーンアートナイト」というイベントが行われているということで、家族で行ってきた。
周辺に月にまつわるインスタレーションやアートが展示してある催しで、月をイメージしたフードやワークショップなどもあり、散歩しながらアートと下北の街が楽しめる。
中でも、1番の目玉がこちら…!
どーんと、月。
下北沢駅近くの広場に、ふわふわと月が浮いているのだ。手を伸ばせば届きそうな距離に、子どもたちも「月だ!!!!でかい!!!」と大興奮。
こんなに間近で月って見たことなかったな…。
落ち着いて考えればそりゃそうなのだけど、そんな当たり前のことを考えてしまうくらいの圧巻の月。
普段見られない月の裏側に下側、クレーターの様子など、じっくり観察できる。
訪れた宵の口くらいは、人は多かったけれど身動きが取れないくらいの激混みとまではいかなくて、子ども連れも多かった。
その場にいる子どもたちは月にぐんぐん近づいてその下に潜り込んだり、大人たちは写真を撮ったりぼーっと見ていたり。
いろんな人たちで同じ月を見上げている光景ってなんだかいい。
また、この月、遠くからでもとても目立つ。
少し離れたところから見る、街の真ん中に月が浮かんでいる光景は異質。
空から月が落ちてきたようで、ドキドキする。
そして。「月」とくれば「うさぎ」。
下北沢のカトリック世田谷教会、世田谷代田駅のBONUS TRUCKの駐車場には巨大なうさぎが出現中。
「街の中に大きな何かが現れる」インスタレーションの、日常の光景ががらりと変わる感覚が大好きなので、月に続きうさぎにもテンションが上がってしまう。
うさぎの見つめる先には、石の祭壇。こちらもよい風景だったので訪れる方はぜひ。
うさぎの耳をつけた幼稚園くらいの女の子がうさぎの前で写真を撮ってもらっていて、とてもかわいかった。
子どもたちが一緒だったためあまり遅くならないよう散歩時間は夕方から夜の早いうちまで。
下北沢駅を起点としつつ、アートと共にヴィレヴァンや子どもも楽しめそうな(子どもOKな)雑貨店を巡り、徒歩でBONUS TRUCKまで歩いて世田谷代田駅から帰るコースを取った。
途中見つけた公園で遊んだり、バーガーショップで休憩したり。
子どもたちも、おもちゃ箱みたいな下北独特の雰囲気に触れて楽しい散歩になったよう。
今週末は、空の月と一緒に楽しめていいかもしれない。10/1まで開催中とのこと。