見出し画像

私と夫の、歳末とお正月らしい日々。

年末と年始を合わせれば、
9日間のお休みがあったはず。

長い。
日にちだけ聞けばそうなのだが、もう日曜日の夜。お外は真っ暗。少しずつサザエさん症候群がやってくるのを感じる。


終わってみるとあっけないのが連休というもの。

このままではなかったことになりそうなので、ここに残しておきたいと思う。よろしければ、お付き合いくださいm(_ _)m



さて、年末。

12/26(木)-27(金)
🔸冷蔵庫に佇む、食材と向き合う

年末年始は家にいないのだ!と思い出すのに大きな時差が生じた。「あるもので献立を考える」これぞ、主婦の腕が試されるときか。やってやろうじゃないの、といつもなら強気な姿勢なのだけれど、他ごとで頭の容量を使っていると、それどころじゃないのよ、となる。渋々、乱れながらも主婦業をこなした年末。
常備ストックしている卵や牛乳、ヨーグルトがここにきて足かせとなり、結局、年明け何食わぬ顔で食べた(今のところ問題なし)。


12/28(土)
🔸東京駅、新幹線改札前封鎖事件!!に巻き込まれる

混むだろう、と心して臨んだ当日。

この日はひとりで、関西方面の新幹線に乗る予定だった。寝坊しても時間を守る男(夫)が不在のなか(仕事で大阪に前泊していた)、寝坊しなくても何故か時間に間に合わない女(私)はひとり無事に目的地へ到着するか心配だった。東京駅は普段から人が多いにもかかわらず、この年末はきっととんでもない。だからうんと余裕を持って駅に向かうのだ、と意気込んでいた。

が、何やらのトラブルで、改札前で人の大渋滞。まさかの改札に入れない状態。「こりゃダメだ」と諦めていたそのとき、新幹線が遅延していて、なんなく乗れるという年末ミラクル。

東京は、ファンタジーに溢れている。



🔸妻の母家滞在。トランプで初心に還る

もろもろややこしい家庭で育ったので、私には実家に帰るという文化が根付いていない。だが、こうして年末に母家に出向くようになったのは紛れもなく夫の影響で。無理やりということもなく、自然と巻き込みながら、共に過ごしてくれる。夫はすごいのだ、と思う瞬間だ。

歳を重ねると、だんだんと子供に近づいていくように思う。母が急にトランプをしたいと言い出した。内心「めんどくさい」でいっぱいになるも、いざやってみると「あらまあ!楽しいこと」。
7を並べながら、私は人よりもいろいろと考えすぎて、それが勝つ方法ってわけでもないのだなあ、となんだか人生の走馬灯を見た。まあそれでもいいかと思えた、ラスト31歳の日。


🔸憧れのホテルで、スイートなサプライズをいただく

長旅のため、息抜きとして夫とふたりで過ごすホテルを予約していた。年末料金でどこも高く、空きも少ない。それならば、思い切って泊まりたいところに泊まろう!という夫の提案もあり、私の憧れのホテルに。

リピートだからか、
周りのお客さんの兼ね合いか…

なんと!スイートにグレードアップの贈り物🎁


部屋から琵琶湖と初日の出を拝みました🙏



🔸夫の実家へ。居るだけで感謝される歯痒さと有り難さ

夫の両親は、バランスの取れた夫婦だ。まだまだ現役で働いている義父に、洗濯掃除・料理など家の大役を担っている義母。性格の違うふたりが、互いに「なくてはならない存在」なのは、長年の集大成なのだろう。

食べて寝てちょっとお話しして食べて…
家事は”お手伝い”程度に。それでも感謝をされる格式の低さがありがたい。


帰りの新幹線までの車のなか、義父が言う。
「〇〇くんたち(夫)と過ごせるのも、あと1ヶ月もないのかなって」
東京からずいぶん離れたところにある義実家。年に1回、あるいは2回のペースで顔を合わせている。元気でいられるであろう年齢までの10数年の間に、後どれくらい私たちと会えるのかと、指折り数えているのだと。

別れ際、「帰ってきてくれてありがとう」と手を振る義父。
その姿は嬉しそうで、少し寂しそうだった。



🔸自宅に生還。東京の空気はつめたい

街中にひしめきあう家々。ぎゅっと密集したマンションや一軒家は、高層でなくても日差しが控えめで、空気はいつだってひんやりしている。

自宅で過ごす、のこりの数日間。

夫は自部屋に閉じこもり、プログラミングをカタカタと嗜んでいる。
私は私で、ひとりダイニングでカタカタと言葉を並べている。


お昼にはお餅を焼いて、熱々のままいただく。

3時のおやつには、高めのコーヒーと小さなお菓子で休憩を挟みながら、それぞれのお正月を過ごした。

夫のおなかが、ふっくらと膨らんでいるのは
さていつからだったか…



取り止めのない、年末年始ライフにお付き合いいただきありがとうございました^^🌺

みなさまにとって良い1年になりますように。
明日から、ぼちぼちと参りましょう~✨


いいなと思ったら応援しよう!