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時間(とき)

仕事が終わり帰宅した

腕時計を見ると19時を過ぎていた

土曜の夜、明日は休みだ

部屋着に着替えて、お風呂を沸かす

夕飯はパスタとサラダを作り、準備完了

先にお風呂に入って疲れを癒して

まずはビールを飲む、その後、冷えた白ワインを冷蔵庫から出して

チビチビと白ワインを飲んだ

家呑みはワイン1本で充分に酔える

食事の後片付けをして、ホッとひと息

まだ、22時くらいだろうか?

まだ?

というのも、帰宅はテレビをつけず、腕時計を外し

家には時計類は他にない

スマホも電源を落とした

この土曜の夜、『時間』を忘れてみようと思ったのだ

いま何時なんだろう?

わからないな〜

酔っていることもあって、眠気にあっさりと負けた

アイマスクをつけて寝る・・・・・

もう朝になったのだろうか?

アイマスクを取ってみたが、まだ、カーテンの外は暗い

再び、アイマスクをして寝た・・・・・

もう朝かな?早いな〜と思って

アイマスクを取ると、カーテンの外は前より明るい気がしたが

完全に朝ではない気がする

そこからは、寝ないでカーテンの外を見ていると

段々と明るくなってきた

今度は本当に朝がきたのだ

『時間』を忘れて思った

『時間』はゆっくりと誰にも平等に過ぎていく

ゆっくりと

早く過ぎて行くと感じる時は、『時間』ばかり気にしているのかもしれない

『時間』を忘れていた私に、腹時計が朝食の時間を知らせてきた

さぁ〜起きて、朝食の準備をしよう

いま何時なのかを楽しみにしながら

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