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目覚めると竜馬にハマっていた

日曜の朝、目が覚めて眠気ながらスマホを見るとアラームと同時に漫画アプリが起動していた。

そのアプリは毎回勝手にお勧めをしてくるのだが、今日のお勧め漫画は【お~い!竜馬】だった。小山ゆう先生のこの漫画は全巻読破済みなんだけれど、無料というので読み始めると、ダメだ全部知っているのに読むのが止まらない。あっという間に、無料エリアを突破してしまった。幸いにもポイントがタップリと貯まっていたので7割くらい使用してしまったが全部読んでしまった。

この漫画は原作者が武田鉄矢さんという事もあり、史実とは違うのでは?という感じもするけれど、漫画としては非常に面白い。小山ゆう先生の画力も凄まじく、登場人物の表現がとても上手で読んでいるうちに感情移入してしまう。

昔の私は、時代小説は戦国時代が大好きだったのだけど、ある時から幕末物にハマった。会社の読書好きな先輩から司馬遼太郎の【竜馬が行く】は絶対読んだ方がいいと勧められて読んだのか最初だった。当初はあまり興味がなかったのだけど、読み始めたらすっかり幕末の虜になっていた。

それからというもの、司馬遼太郎の幕末シリーズは全部読んだ。竜馬が行くの影響力はとても強くて、本物の桂浜を見に行きたくなって四国まで夜行バスで行ったこともあった。この四国の旅は私の中でも忘れられない思い出でもある。

歴史関係の漫画、ドラマ、小説は両方の立場から読んだり、観た方がいいと思う。幕府側と討幕派など逆の視点から見ると、全く違ったものとなる。なので、大河ドラマも【龍馬伝】を観たら【西郷どん】を観たりして見比べるのが面白い。

今回アプリから勧められた漫画【お~い!竜馬】に描かれている坂本龍馬は本当にカッコいい。男ならばと憧れてしまうが、この坂本龍馬も司馬遼太郎が書くまではあまり(ほとんど?)表舞台には現れていなかった。

歴史は常にその時代の勝者が紡いでいるから、闇というものを感じざるを得ない。まだまだ、私達の知らない歴史人物がいるのでは?と思うと、ワクワクするのと同時に、決して表舞台に現れてこないという歴史の闇の深さを感じる。

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