コロナ禍での学校の様子 in the UK
Hello, みろろんです。ついにコートとマフラーしてスーパーに行きました。そして初めて暖房もいれました・・。(気温12度)
私が勤務している日本人補習校は4月は休校、5月からオンライン授業になりました。
3月中旬からロックダウンになってしまい、息子の卒業式もなくなりました。雲行きがあやしくなっていたのでその前の週に6年生で(現地校の)制服を持ち寄って写真を撮ったのが最後になりました。
私はというと、担当の高3を送り出せず寂しい思いをしていましたが、すぐに5月からの勤務体制について言い渡され、忙しい日々が始まりました。
オンライン、といっても動画授業なのかミーティング形式のライブ授業か・・などいろいろありますが、採用されたのは動画授業。
急遽動画の作り方を研究することになりました。
他の先生方と「このアプリが使える」、「これ便利そう」など情報を共有し、各自動画をつくることに。
私はもともとコミュニケーションをとりながら授業するタイプなので、カメラに向かって一方的に話す授業は本当に苦労しました。目線もついつい自分の顔にいくため、カメラのほうを向いていなかったり。。
最初は編集もやっていましたが、毎週5時間分の授業をとるのは本当に大変で最後のほうは一発撮り!となってしまいました。
勤務校は土曜のみの学校なので平日働いていない人もいれば私のように他の仕事をしている人も。そんな中、私はあまり録画に時間をかけられず、家事もろくにできませんでした。
それでも生徒の中には「今日の動画おもしろかったです!」とか言われるとうれしくて。数学なのに理科をやってしまったり。(放物線で)そこはどうしても雑談を入れたかったんですよね・・・。
そして9月に入り対面の授業になりました。はやり生徒の反応をみたり、みんなで昼食を食べたりしていると「人と会えるっていいな」と感じます。一方で授業中もマスクをして話すのは大変で、午後になると息苦しくなります。
また、補習校ではクラス(学年)ごとで行動を完結してください、と強く言われています。せっかく幼稚部から高等部まであるこの学校、休み時間も一緒に遊ぶことが許されていません。(兄弟で通っている生徒がたくさんいるから一緒では?という声もあるのですが)
他方で、生徒が普段(月曜から金曜まで)通っている現地校では、廊下ではマスク着用が義務づけられていますが教室でははずしてよいらしいです。しかも30人のクラスなので間隔もあまりあいていないような気がします。
しかしこの状況においても(日本式の)補習校と現地校は対応が違うようです。うちの子たちの学校ではコロナ感染が出た場合、その生徒だけが自宅療養、隔離で同じクラスの生徒には影響ありません。学校どころかクラスの閉鎖もないようです。しかもイギリスのセカンダリー(中高)の学校では科目ごとに教室移動しますし、選択によってクラスメイトも変わります。それでも該当の生徒だけが隔離のようです。
補習校ではだれかクラスで陽性になると、そのクラスは学級閉鎖になるようです。
こうなると何が正しいのかわからないのですが、イギリスは相変わらず感染者が増えているようです。
本当にいつおさまるのか不安になります。