学び続ける組織の力 – 環境が人に与える影響を実感して
気づけば私も45歳。人生の半分近くを会社で過ごしているわけで、職場の環境が自分に与える影響は本当に大きいと、最近改めて実感しています。今日は、私が経験した部署異動と、そこで感じた「学び続ける組織」の力について、少しお話したいと思います。
異動がもたらした変化 – 定年間近の職場から刺激溢れる職場へ
約2年前、私は希望して今の部署に異動しました。それまでいた職場は、定年間近の方が9割という、ある意味落ち着いた環境でした。それはそれで居心地が良かったのですが、どこか閉塞感を感じていたのも事実です。
一方、今の部署は、多くの人が資格取得に挑戦していて、その情報がチーム内で活発に共有されています。例えば、
最新の試験情報
おすすめの学習教材
勉強方法の工夫
試験後の感想
など、様々な情報が飛び交っています。まるで、部署全体が大きな勉強部屋のようです。
私自身の変化 – 新たな資格取得への挑戦
この環境に身を置くことで、私も自然と刺激を受けるようになりました。異動してからというもの、
PL-300: Microsoft Power BI Data Analyst
AZ-900: Microsoft Azure Fundamentals
と、新たに2つの資格を取得しました。そして現在、AZ-104(Microsoft Azure Administrator Associate)の取得に向けて学習に励んでいます。さらに、2月には生成AIに関する資格にもチャレンジする予定です。
PL-300はデータ分析、AZ-900はAzureの基礎に関する資格であり、業務でデータ分析やクラウド技術に触れる機会が増えたことがきっかけで取得しました。これらの資格取得を通して、データ分析の基礎知識やAzureクラウドサービスの概要を体系的に学ぶことができました。
資格取得の意味 – 学び続けることの大切さ
資格を持っていること自体にももちろん意味はありますが、私にとってより重要なのは、資格取得のために勉強するプロセスそのものです。新しい知識を吸収し、理解を深めていく過程は、自己成長を実感できる貴重な時間です。
新しい技術トレンドをキャッチアップできる
業務に必要な知識を体系的に学べる
目標達成に向けて努力する習慣が身につく
など、資格取得を通して得られるものはたくさんあります。
学び続ける組織 – 周囲の影響とリーダーの役割
多くの人が学ぶ組織では、それに刺激されて学ぶ人が増えるという好循環が生まれます。しかし、そのためには、
繰り返し情報を共有すること
上司自らが学ぶ姿勢を見せること
が非常に重要だと感じています。
例えば、私たちの部署では、上司が研修で学んだことをMTGの中で共有したり、資格取得を推奨したりしています。また、チームメンバーが取得した資格や学習状況を共有する場も設けられています。このような環境があるからこそ、私も含め、多くのメンバーが積極的に学習に取り組めているのだと思います。
まとめ – 環境が人を育てる
今回の経験を通して、職場の環境が人に与える影響は本当に大きいと改めて感じました。学び続ける組織に身を置くことで、自身の成長を加速させることができるのです。もし今の環境に不安があり、会社の中で手上げ制による異動があれば、思い切って異動してみるのもいいと思います。環境を変えることで、新たな発見や成長の機会が生まれるかもしれません。