【あつ森から学ぶ生物の話!】あつ森で登場するセミ5種類まとめ!3/3
前回の続きです!
ヒグラシの特徴
【フータ先生の解説】
ヒグラシは、夏の夕暮れを代表する 情緒あふれる セミですね
夕方に鳴くことが 多いことから、日を暮れさせるもの ということで ヒグラシという 名前がついたそうです
切なくとも美しい鳴き声に 哀愁を覚えますが、セミはセミ、ただの小型の セミですよ ああ、ヤカマシイ・・・
ヒグラシと言えば夕方に鳴くセミというイメージがありますが、私がキャンプした時の朝5時くらいのヒグラシ「カナカナカナ」がめーっちゃ煩かったです。早朝と夕方で鳴くみたいですね。
そういえば、各セミの鳴く時間帯について、面白い記事を見つけました! NPO法人 日本パークレンジャー協会さんの、こちらのグラフが大変分かりやすかったので、是非見てみてくださいませ!
https://www.japan-parkranger.com/コラム/自然の不思議コーナー/no-1-セミの鳴く時間/
NPO法人 日本パークレンジャー協会は、大阪府民の森などの自然公園とそこを訪れる人々をつなぐかけ橋として、自然体験活動や環境保全、環境教育などの自然にかかわる活動を通じて「自然の大切さを伝える」ことを目的として設立されました。 (上記のHPより引用)
さて、ヒグラシを一文字で「蜩」と書く漢字があります。それに秋や暮れを知らせることから「秋蜩」「日暮」「晩蝉」など様々な漢字が存在し、秋の季語にもなっています。
ヒグラシは日本列島の各地に生息していて、北海道には少ないようです。分布はしているみたいですが都市部にはあんまりいないイメージですよね。やや標高の高い山地にいるみたいなので、山の静かな場所で探してみましょう。
北海道のセミは?
5種類のセミをまとめましたが、全員北海道には少ないということで、北海道にはセミがいないのか?とお思いでしょうが、北海道にもセミはいます。
北海道ではまた別の「エゾゼミ」というセミの種類が最もメジャーなようです。エゾハルゼミ、エゾゼミ、コエゾゼミ、そして次いでアブラゼミという感じで、その地の環境によってセミの分布がかなり違う事が分かります。
逆に本州でのエゾゼミは、東北には生息しているようですが、東京や大阪などの場所に現れるエゾゼミは、北海道や東北から木や土を持ってきた際に、一緒にやって来た。というのが多いみたいですよ。
まとめ!
5種類のセミはそれぞれ同じセミなのに、鳴き方はもちろん、分布地やそれぞれの特徴に違いがありました。
アブラゼミ「ジジジジ」
・茶色で不透明な羽が珍しい
・他のセミに負けて生きづらい世の中…
ミンミンゼミ「ミンミンミン」
・セミの方言がある
・涼しいとこが好きで山や林にいる
クマゼミ「シャンシャンシャン」
・ごつくて怖いw
・暑いのが好きで都市部より生息地拡大中!
ツクツクホウシ「ツクツク…(割愛)」
・求愛阻止活動をする
・寒いの嫌いだったけど温暖化で北上中
ヒグラシ「カナカナ」
・蜩と書き秋の季語になっている
・都市部無理ぃ、標高の高い山地にいる
昔はセミを捕まえて遊んだりしましたが、大人になってからは絶対絶対無理になりました。なので私はもっぱらネット検索。この夏は、皆さんはセミを捕まえて見てはいかがでしょうか?
クマゼミの黄色い毛を見つけた方は、Twitter@midorigi_ryoku まで連絡待ってます(*´ω`*)←
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?