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【あつ森から学ぶ生物の話!】あつ森で登場するセミ5種類まとめ!3/2

前回の続きです!


クマゼミの特徴

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【フータ先生の解説】
クマゼミという名前は、体が大きくて 黒いことから そう呼ばれるように なったそうです
孵化して しばらくの間は 背中に 黄色い毛が 生えているのですが、数日経つと 消えてしまうんです
つまり 毛が生えている 時期というのは、結構 レアだということですね
毛が生えた セミなんて、想像しただけで ゾワゾワしてしまいますけど・・・ ああ、キモチワルイ・・・

他の種類と比べて分かる・・・クマゼミでかい。キモチワルイ…w なんつーか、頭の幅が広いせいで目が離れていてスマートな感じがしませんね。あと、黄色い毛っていうのがどういうものなのか、画像で見てみたかったのですが分かりませんでした。捕まえないとみられないってことですか…無理ですぅ。

クマゼミは「シャンシャンシャンシャン」と鳴いてやかましいヤツです。こちらは大阪市内では定番ですね。大阪民特有の価値観なのでしょうか…この鳴き声を「シネシネシネ」って言ってるって聞いたことがありますw それぐらい、暑さをより掻き立てる煩い声なんですよね。まじで。

分布は西日本、四国、九州、沖縄ですね。西日本でも日本海側には分布せず、太平洋側に生息しています。ザ・暑いところが好き!という感じが見られますな。昔は、セミと言えばアブラゼミが最も多い種類だったそうですが、温暖化などによって現在はクマゼミが住める環境が増え、北上、東進しているそうですよ。


ツクツクホウシの特徴

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【フータ先生の解説】
ツクツクホウシは 小型の細長いセミで、夏の終わりから 秋にかけて 鳴き始めます
鳴き声は 他のセミと 異なり、はっきりとした ひとつの曲のように メロディアスなのが 特徴ですね
一匹が 鳴き始めると、たちまち 大合唱になることも・・・
ということは つまり、かなりの数のムシが 近くにいるって ことですよねぇ? ああ、キモチワルイ・・・

まず、「ツクツクボウシ」じゃないの?と思った私なんですが。あつ森では「ツクツクホウシ」なんですね。漢字では「つくつく法師」「法師蝉」「寒蝉」と書くそうです。寒蝉とは、秋の訪れを告げるという意味があり、法師蝉の方は秋の季語になっています。ホウシとボウシの件は、答えが無いという回答しか見つかりませんでした…。

ツクツクホウシというとその鳴き声が特徴的で、耳で聞いてもすぐに分かりますよね。私の聞く感じを字起こししますと「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ…イーヨン、イーヨン、イーヨン…ジィーーーーーーー」調べてみると「ツクツクボーシ」と鳴き始めるオスの近くに別のオスが居合わせると、そのオスが「ジィー」と繰り返し鳴くことで、他のオスの鳴き声を妨害する行動があるという説があるみたいです。

蝉が鳴く理由って夏の喜びなんかじゃなく、メスに対しての求愛なもんですから、オレが!!オレが!!!という精神があってもおかしくないですよね。

ツクツクボウシは冬の寒さに弱いらしく、北海道や東北には生息していなかったらしいです。が、これも温暖化によってと、アブラゼミが減ったことで繁殖しやすくなったことなどで、ツクツクボウシの分布地が変わって生きているようです。伊豆諸島の八丈島には、ツクツクボウシの一種しか生息していないらしく、ツクツクボウシの楽園、なんて呼ばれるんですって。


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続きはまた明日!

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