【あつ森から学ぶ生物の話!】ウツボは怖い?怖くない?優しい海のギャングは岩場の頂点に居ます
こんにちは!あつ森楽しんでますか?そろそろ飽きて来てますか?w 体調が良くなり久しぶりにinすると新しい虫、魚が増えててびっくりです!!今回は、新しく出会った長~い魚影・・・そう。ウツボのお話です。
フータ先生の解説
ウツボはですね、実はとっても おくびょうな サカナです
いつも 岩穴に隠れるように 棲んでいて、こちらから ケンカを売ったりしなければ 襲ってくることは ないそうです
とても そんなふうには 見えない、恐ろしい 顔つきなんですけどね
ウツボって怖いイメージしかありませんでした。海辺の岩場があれば、ウツボに噛まれるかもしれないって、足入れられなかったです。
どこの水族館だったか・・・京都水族館だったかな?(定かじゃないけど)「ここのウツボは飼育員にとても懐いているのでこんなに触れ合えま~す!」って戯れてたのを覚えています。ちょっと可愛かったです。
ウツボはウナギの仲間
ウツボの分類はウナギ目ウツボ亜科ウツボ科で、実はウナギの仲間だったんですね。確かに形はウナギみたいに、にょろにょろして似てます。ウナギやナマズ特有の、体に粘液をまとうことで湿度を保ち皮膚呼吸することが出来る点も同じで、意外にもウツボも皮膚呼吸ができ、しばらく陸上で生きることが可能です。
「海のギャング」と呼ばれるウツボ…が、やっぱり優しい?
意外と怖く無かったり可愛かったりって冒頭に言いましたが、ウツボといえばやっぱり肉食でありその鋭い歯が特徴的なのではないでしょうか。
ウツボは岩の陰や洞窟を巣穴にし、昼間はそこでじっとしています。夜になると泳ぎ回ったり、巣穴で待ち伏せしたりしながら、エサである魚、甲殻類、タコなどを捕まえて食べるんです。特に、ウツボはタコが好物だそうですよ。岩場における食物連鎖ピラミッドは、頂上に位置するのがウツボだそうで「海のギャング」と呼ばれるのも納得ですね。
しかし、ウツボがタコを捕まえるために、イセエビと協力することもあるのだとか。イセエビの天敵はタコ。タコがイセエビを食べようとやって来るとことを、ウツボが捕まえて食べてあげるという、相利共生(お互い利益がある)を取ることがあるそうですよ。
また、ウツボを水族館で見てみると、ウツボがいる水槽ってウツボ単体ではなく、いろんな海の生き物と生存してたりしますよね。捕食されないのかな?と心配になる、小さなエビや小魚がウツボの周りにまとわりついてたりします。この小さな生物たちは、ウツボからおこぼれを貰う代わりに、ウツボの体に付いた寄生虫などをとってあげるという、こちらも相利共生なんです。
見た目で判断してはいけないってことですかね。
色も性別も鼻も仰天なウツボ「ハナヒゲウツボ」
ウツボには色々な種類がいて、ほとんどは保護色として岩にまぎれるような色や柄をしていますが、あつ森にも登場するハナヒゲウツボみたいに青黄のカラフルな種類もいます。こちらはサンゴ礁に住んでいるので、同じ保護色でも全然違うんですね。
ちなみにハナヒゲウツボの体は最初黒色で、大人になると色が変わるらしいです。しかもしかも、ハナヒゲウツボは成長とともに性転換をするという仰天の技持ちで、まずメスとして成熟すると体の色を黄色に、その後オスとして成熟して体の色を青色に変えるそうです。なので、あつ森で釣れる青黄のハナヒゲウツボはメスで、これからオスになろうとしているところなんでしょうかね。
また、ハナヒゲウツボの名前の由来にもなるように、口の先にピロピロした花びらのようなものがあるのが特徴ですよね。これは鼻孔(鼻の穴)でして、通常ウツボの鼻孔は筒状で若干突出しているものなのですが、ハナヒゲウツボだけはちょっぴり変わっています。なんで花びらみたいになっているのか。知りたいので知ってる人は教えてください。(分かりませんでした)
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