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【あつ森から学ぶ生物の話!】「オオムラサキ」の翅はオスとメスで違う!!でも裏は一緒!!

ムシの数だけロマンがある。そして、ロマンの数だけサカナがいる・・・!!そういう事なんですかね!(急にw

今回は「オオムラサキ」について調べました!オオムラサキと言えば、すっげーでかいチョウだと思っていたんですが、あつ森で登場するサイズはそんなに大きくありません。私の勘違いだったのか。あと、オオムラサキの羽の裏、黄色なん?どうなってるん?・・・行ってみましょ!


フータ先生の解説

オオムラサキは、光沢のある 青紫色の羽が美しい チョウです
メスの羽は 青紫色ではありませんが オスよりも ひと回り 体が大きいため、 飛ぶ姿は 迫力があります
気が強く、体格もしっかりしていて、飛ぶ時も ひらひらと舞うのではなく 音が聞こえるほど 力強く羽ばたきます
幼虫の顔がカワイイと 一部では人気ですが、わたくしは だまされませんからね・・・ああ、キモチワルイ・・・

モンキチョウ同様に、オスとメスで翅の色が違うパターンなんでしょうか。


オスとメスでこんなにも色が違う

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フリー画像で入手できました。個体によって違いがありますが、左側がオスのオオムラサキ、右側がメスのオオムラサキで良いかと思います。

オスの方は、その名の通りに青みがかった紫色をしていて綺麗です。対してメスの方は、模様は同じなのですが翅に綺麗な色がありません。一見、メスだけをみると、オオムラサキだと気付かずに過ごしてしまいそうですよね。

チョウ目タテハチョウ科に分類されるオオムラサキは、その一種の名前です。(いつも言う"総称"ではありません)日本、中国、台湾と東アジアに分布していて、日本では北海道から九州までの雑木林で見られます。日本と最南ベトナムのオオムラサキを比較すると、ベトナムのオオムラサキの方が色が濃く、大きさも大きいのだそうです。


翅の裏は黄色で木と同化する

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(頭に乗ってる写真じゃないですよ?・・・これ撮るの、かなり苦労したんだからw)

オオムラサキは、クヌギなどの樹液を吸うために木に止まるのですが、その時、翅は閉じています。翅の裏が黄色をしているのは、止まった木に同化するためでもあるようです。オスとメスで翅の色が違っていましたが、この裏面の色はオスもメスも同じなのでちょっと面白いですよね。

樹液を吸うのを邪魔をするカブトムシやハチなどに対しては、なんと威嚇行動をするのだとか。閉じている翅を勢いよく広げると、ムシだけでなく鳥でさえも追っ払う事が出来るそうです。

同じオス同士でも縄張り争い(縄張り飛翔)をするので、成虫になってから生殖する頃には、翅はもうボロボロになっていることもあるのだそうです。・・・もっと平和的解決を図ってもらいたいです。


日本の国蝶はオオムラサキです

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知りませんでした。てか、国蝶というのがあるのすらも知りませんでした・・・。こういうのは、法律とかで定めているのではなく、の日本昆虫学会というところが選ぶのだそうです。

オオムラサキが国蝶になったのは1975年です。その前から、国蝶を何にするかの話し合いはあったらしく、アゲハチョウ推しの皆さんとの激しい争いがあったとか無かったとか。

そんな中で、75円切手の絵をオオムラサキに採用されたことをきっかけに、正式にオオムラサキを国蝶に決定出来たのだそうですよ。

国蝶になったからといって、オオムラサキさんに特別な地位が与えられるでも無いので、まあまオオムラサキを見たら日本だな~と思えば良いんだと思います・・・が、現代では知名度が低いのではないかと思います。是非、ご家族、友人に教えてあげて下さい。


ちなみに、コムラサキという蝶も同じタテハチョウ科におりまして、こちらはオオムラサキよりも小柄なオオムラサキ似のチョウさんなんですよ。

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ちょっぴり業務連絡です。個人的なニュースになりますが、このたび赤ちゃんを身籠ったようでして、毎日更新を目指して"やや毎日更新"をしているnote記事ですが、体調によって頻度が減ってしまう時期があるかもしれません。ご了承ください。私としては生き物の調べもの、めっちゃ楽しいので続けていきたいと思ってます!これからも、よろしくお願い致します。

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