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【あつ森から学ぶ生物の話!】大量発生するイナゴ!実はアイツもイナゴ予備軍・・・
こんにちは!すっかり涼し寒くなりまして、色々衣替えをしましたよーう!布団があったかくなると、いつまでも寝ていたくなります。。。
さて、今回は「イナゴ」について調べてみました。あつ森では色々なバッタが捕れるのに、イナゴも捕れちゃうんですよね。イナゴとバッタって何が違うんでしょうか?
フータ先生の解説
イナゴは、田んぼのイネを 食べてしまうため 害虫として 知られていますよね
ですが 食用にもなることから、昔から 駆除の意味もこめて つくだ煮などにして 食べられてきました
大きなくくりで言うと イナゴは バッタの一種と されていますが
他のバッタは イナゴと違って 美味しくないのだそうです
っていうか、味はどうであれ バッタを食べてみた人が いるんですねぇ ああ、キモチワルイ・・・
イナゴ、食べた事ありますか?私は無いです。昆虫食はあんまり進まない。。
イナゴってバッタと何が違うの?
イナゴというのは、名前は聞いたことありますが、私はあんまり馴染みがありません。どこかの国ではイナゴがすごい大量発生して砂嵐みたいになっているのがたしかイナゴじゃなかった・・・?程度の知識でした。
イナゴというのはイナゴの総称でして、バッタ目、もしくはバッタ亜目、もしくはその中のイナゴ科に属しています。そう、分類上では色んな所にイナゴは点在していて、イナゴに似ている "バッタ" と混同されているようです。
なので、分類上ではしっかり区別されていない。それよりもイナゴやバッタにおける「相変異(そうへんい)」で分けられているそうです。
相変異とは、その個体の密度に関係して、生態や行動などが変化することだそうです。イナゴやバッタの場合は、一か所にバッタが大量発生したとき、普段群生しないバッタたちが食料や繁殖を求めて群れをつくるという事があるらしいです。そうなれば、それはもはやバッタではなく、イナゴ。
・・・っていうイメージで良いと思います。
トノサマバッタもイナゴになりえる?!
日本でも見られるトノサマバッタですが、この種類も実は相変異を起こすことがあるようです。トノサマバッタは緑色で草むらで単独行動をして暮らしていますが、これもある密度を超えると豹変。
草むらでのんびり暮らしていたのとは打って変わり、体の色が黒っぽくなって飛行に向いた体つきに。そして空中を群れを成してびゅんびゅん飛び回るようになります。
単独行動することを孤独相、群れを成して行動することを群生相と言います。孤独相のトノサマバッタよりも群生相のトノサマバッタの方が、すさまじく凶暴化になっているらしいですよ。稲だけでなく、全ての草、紙や布までぜーんぶ食い散らすらしいです。オソロシヤ・・・。
ちなみに、日本に住むトノサマバッタは、その地形や環境により相変異は起こさないみたいです。
都会の荒波に揉まれて、アイツ変わっちまったな・・・みたいなことが、バッタ界にも起こっているんでしょうか。
イナゴ食べてみたい人はスキ💚押してみてね('ω')←