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野草「菜の花」を調べてみました。
前回の「ホトケノザ」のレポートに、沢山の閲覧とスキありがとうございます!!私の求める”植物のある生活”は、まだまだ続いておりまして・・・
道端に咲いていた(まだ蕾だった)菜の花をげっちゅ!!さっそく飾りました(*´ω`*)
百均で購入したスライムが入っていた試験管を活用で、ちょっぴりインテリアちっくになりましたでしょうか?wシロツメグサも一緒に入れて、すっごく「春」を感じますよ~
そして何より、とってもいい香り・・・♪(春ぅ~
ところでなんですけど、「菜の花」ってちょっと曖昧だったんですよね・・・。「菜」の花?と言いますが、祖母に教えてもらった記憶だと、大根やキャベツからも菜の花が咲くとか・・・?
そして手持ちの野草図鑑を見ると、このお花は菜の花ではなくて「ハナナ」と書いてある?!お前は一体何者なんだ!!?
◆◆◆菜の花って何の花?!◆◆◆◆◆◆
菜の花は食べるイメージもありますよね?菜の花のお浸し、カラシマヨ和え、天ぷら、良いよね~。
「菜の花」=アブラナ科アブラナ属の植物のお花の総称です。
大根とかキャベツから咲く花ひっくるめて、黄色の花びらのお花のことを「菜の花」と呼ぶんです。厳密には「菜の花(カブの)」「菜の花(ブロッコリーの)」というように分けられるんでしょうけど、スーパーで並んでいる菜の花に「〇〇の」とはいちいち書いていないですよね。そこは美味しければ気にしないっていうことなんでしょうかね。
つまり、菜の花っていうのは、何の花なのかは分からないけど、アブラナ科の花であることは間違いない!!! という、花でして、特徴としては、黄色(もしくは白だったり紫もありますが主に黄色)で、花びらが4枚のお花です。
◆◆◆菜の花について追及してみる◆◆◆◆◆◆
菜の花は総称ということが分かりました。そして、その中で菜の花は『食用』『観賞用』『採油用』の3タイプに分かれていることを知っていましたか?
ーー食用の菜の花ーー
食用の菜の花は春になるとよく出回り、スーパーで購入することが出来ますし、飲食店でも”春のペペロンチーノ”とか食べられます。実は食用菜の花の中でも2種類に分けられていて「和種」「西洋種」があります。
「和種」→茎・葉・つぼみを食べます。
「西洋種」→茎・葉を食べます。
和種の方が柔らかく、西洋種の方が葉の厚みや色味もしっかりしているそうです。販売されている菜の花につぼみが付いていたら「日本のやつだ」って思えばいいのかしら?
ーー観賞用の菜の花ーー
菜の花畑とかって観賞用なんでしょうか?河辺などに群生している菜の花は、観賞用(食べられない)と思いきや、食べることは出来るそうで・・・。
厳密に「観・賞・用」とされている菜の花は無いのかもしれません。菜の花自体、食べようと思えば食べられる植物でして、「これは見て楽しんでくださいね!」と育てられたのなら、それは観賞用菜の花~~~そういう世界だと思っておきます。
ーー採油用の菜の花ーー
江戸時代から菜の花は食用として栽培されていたようなんですが、食用からだんだん採油用に栽培されることが多くなっていったようです。
しかしスーパーで販売されている「食用の菜の花」と、この「採油用の菜の花」では見た目が違う事に気付けると思います。まずは種が付いているかどうかですよね。
再び私が摘んできた菜の花をズームイン。下の方に緑色の枝のように見えるものが種です。お浸しにする食用の菜の花には見られませんよね。ちなみに菜種油と呼ばれる油は、この種を絞って作られる油のことなんですよ。
そういえばこの菜の花は、食用の菜の花よりも茎が細いですよね。これでお浸しを作っても美味しくなさそうです・・・。菜の花は昔からたくさん品種改良されているので、現在では食用と採油用で違った形をしているのだと思います。
この菜の花はどう見ても食用ではありませんので、採油用寄りの菜の花かと。手持ちの図鑑では「ハナナ(花菜)」とされています。
◆◆◆花菜って何?◆◆◆◆◆◆
・・・素性が掴めないだけにややこしい菜の花。「菜の花」というのがアブラナ科アブラナ属だという事だけ分かれば十分な気がしますが・・・ちなみに、こんな呼び方もあります!!
食用の菜の花→「菜花(ナバナ)」※品種
採油用の菜の花→「花菜(ハナナ)」
Oh!ややこしい!!!もう、"菜"と"花"で何とかするのやめろ!?
今回はこの辺でやめときます!!w