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【あつ森から学ぶ生物の話!】擬態の名人コノハムシ!その工夫が凄かった!

こんにちは!ゲーム関連のnoteのまとめに入れて頂いたみたいで、たくさん閲覧して頂き嬉しいです(*'▽')暇つぶし程度にさらりと読めるボリュームで、ゆる~りと書いてます。だいたい平日お昼にアップしているので(上げない日もあるんですがw)お昼ご飯のお供によろしかったら('ω')

さて、今回は「コノハムシ」について調べてみました。家具が落ちてると思いきやムシだった!!!という面白いヤツですね。


フータ先生の解説

コノハムシは、草食性のムシです オスメスともに その名のとおり、木の葉のような形を しているんですよね
特にメスは オスよりも完成度が高く、少し枯れかかっている 葉の茶色い部分まで かなり細かく 再現できています
あまりに 木の葉に似ているため、葉を食べる虫に かじられることも・・・
こんなにソックリだと わたくしも 間違えて 触ってしまうんじゃないかと・・・ ああ、キモチワルイ・・・


コノハムシってどんなムシ?

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※この画像にはコノハムシはいませんw

コノハムシは、ナナフシ目コノハムシ科に属するムシの総称のことを言います。マレー半島や東南アジアに多く分布するようで、日本には生息していないのかな?捕まえましたー!みたいな記事を見つけることは出来ませんでした。それとも、見つけられないのかしら?

保護色をまとって葉っぱや木に紛れるムシは結構いると思いますが、このコノハムシの特徴は何と言っても、体の色・形が葉っぱそっくり擬態しているところですよね。あつ森でのコノハムシは、色も鮮やかでムシだってすぐに分かるのですが(そりゃもちろんゲームだからそうなんだけど)、虫食いが多く垂れ下がった葉っぱの木にぶら下がったコノハムシは、ま、じ、で、ちゃんと探さないと見つかりません。

以前の記事で花に成りすますハナカマキリを調べましたが、ハナカマキリは花に擬態して餌となるハチなどを狩っていましたね。コノハムシはというと、葉っぱに擬態して餌を待ち受けている訳ではなく、彼らも葉っぱを食べるという。フータ先生が、”あまりに 木の葉に似ているため、葉を食べる虫に かじられることも・・・”とおっしゃっていましたが、それこそ間違えて同種のコノハムシ同士で「おっ、ああ君だったか、すまん」とかありそうですね。フフフw


擬態する工夫

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コノハムシは葉っぱを食べます。でもどうやら、綺麗にその葉っぱを食べきることは無いそうなんです。自分の周りに食べかけの葉っぱを沢山作ることで、より自分の体のような凹凸のある葉っぱに紛れて、より擬態できるという技なのだそうです。

さらに!葉っぱをよく観察していただくと、表面と裏面で色が若干違うことに気付いて頂けると思います。コノハムシも実は、お腹側と背中側で色が違うんですって。葉っぱにつかまって擬態する時は、葉っぱの裏側に捕まってお腹をチラ見させるスタイルが多く、そのため背中側は葉の裏面色、お腹側は葉の表面色になっているらしいです。すごい!


コノハムシの卵も擬態

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コノハムシの卵は、茶色で小さくて一粒ずつコロンッとしています。見た目は花の種そのもので、こんなところでも既に擬態されているんですね。アリが間違えて巣に運び込むことで守られている、という話もあるそうですよ。

生まれたばかりのコノハムシは意外にも赤色。形はギザギザしているものの葉っぱのようには見えませんが、ここから手足胴体の厚みが付いて来て緑色になって行くんです。

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