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【あつ森から学ぶ生物の話!】赤くて青くて緑なオオセンチコガネは美しい糞虫!!

皆さん、こんにちはー!緑木リョクですー!真夏のキケンなアイツを捕まえたくて奮闘してますけど、、なかなか難しいですね・・・。いつか絶対アイツとアイツを比べたいんで、楽しみに待っていて下さい!

今日は、そんな夜の虫取りでも昼の虫取りでも、今作で急に登場した「オオセンチコガネ」とやらを調べてみました!


フータ先生の解説

オオセンチコガネは、金属的な光沢が とても美しい甲虫です。
ベースの色は 赤、青、緑と 地域によって 個体差があるんですよ
幼虫、成虫ともに 牛や鹿のフンを食べ クソムシと 呼ばれたりもする一方で 幸運を運ぶムシとしても 知られています
メタリックな輝きに ファンの多いムシですが 当然ながら わたくしは ニガテですね ああ、キモチワルイ・・・

あつ森で登場するオオセンチコガネは赤色ですよね。あんな赤色、初めて見たから少々戸惑ったよねw


オオセンチコガネってどんなムシなの?

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コウチュウ目コガネムシ上科センチコガネ科に分類されるオオセンチコガネは、名前に「コガネ」って付いている通りコガネムシの仲間です。「センチ」は大きさの単位ではなく、実は、昔に便所のことを「雪隠(せっちん)」と言うその言葉から由来し、ここでもフンとの深い関係を示しているんですって。

画像でオオセンチコガネを見てみて思ったのが・・・これってフンコロガシと何が違うの?です。同じコガネムシ上科だそうですし、二種とも同じような見た目でした。ただ、フンコロガシと違って、オオセンチコガネはフンを転がして運ぶということは書かれていませんね。オオセンチコガネもフンコロガシも、どちらも総称して「糞虫」と呼ばれるムシで同じですが、利用目的や好む糞が違うらしいのです。

それで、オオセンチコガネが牛や鹿のフンを食べると聞いて、鹿と言えば奈良公園だろがい!と思って調べたらビンゴでしたw 奈良公園にも生息しているみたいです。っていうか、奈良公園には60種類も糞虫が生息しているらしいです。「ならまち糞虫館」なる施設もあるらしい・・・。なんじゃこのムシは!?と思った出逢いでしたが、意外にも私たちの生活の近くに普通にいるムシなんですね。


地域によって色が違う

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画像:ならまち糞虫館HP

色違いと聞くと全部集めたくなっちゃいますが、ムシ・・・特に糞虫となれば、ちょっと見るだけで充分かな。なんて。

オオセンチコガネの通常の色は赤色のようです。あつ森で捕まえられるオオセンチコガネの色がまさにベーシックなんでしょう。緑色は、琵琶湖東岸から鈴鹿山脈にかけての土地で見られるそうです。青色は紀伊山地で見られ、例の奈良公園でのオオセンチコガネは青色で見られるそうですよ。

色違いのオオセンチコガネは、その色によって「ミドリセンチコガネ」「ルリセンチコガネ」と呼ばれ、屋久島の青色オオセンチコガネは「ヤクルリセンチコガネ」なんて呼ばれたりするようです。

なぜこんな風に、地域によって色が違うのかということについては、まだまだ謎が多いみたいで解明されていません。また、なぜ糞につく虫なのに、こんなに美しいのかについても謎のままだそうです。


一度、ならまち糞虫館に行ってみるしかない!!!

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