ロングトーンはストレッチ?
昔、腹式呼吸を習いに行ったことがあって、
というか、
ボイストレーニングを習いに行ったのだけれど、
行くと必ず腹式呼吸をさせられて、
(何か所習いに行っても、みんな同じ。腹式呼吸流行ってたからね)
腹式呼吸だけで スッスハー と 息を吐きながら
1時間ずっ~と スケールを歌うもんだから、
頻繁に酸欠、貧血気味になった。
呼吸だけで歌えるようになるなんて、そんな単純なわけない。
正しい腹式呼吸は否定していないですよ。
オペラのように声量が必要なら、体全体で響かせるので、むしろ必要だろうけど。
だとしても、それは声帯や、周辺の筋肉や様々訓練してから、
最後の最後にすれば良いはずで、
私らはマイクやアンプがあるんだから、
繊細なフレイズや、感情表現を、小さなささやきのような音で、広い音域で表現する方が大切だと思う。
私はロングトーンが自分でも残念なくらい苦手で、
バラードで美しく伸ばすことが出来なかった。
息が足りないからだ!
沢山吸って!
お腹に溜めて!
少しずつ漏らさず吐いて
腹筋が、支えが足りない!
滑舌良く
もっと大きく口を開けて
こういったことを、腹式を習いに行くと言われる。
しかも、下腹を押す変な癖が付いて、
もうどうしようも無くなって、
腹式呼吸否定派になってしまった。
(おかげで、森先生がなさっているケヴィンレトーの発声法に出会えたから良かったけどさ)
声帯の話がどこにも無い、、、、、、
鼻腔共鳴や、周辺の筋肉のトレーニングは?
それでは、今日は、腹式呼吸ではなくて、
声帯や、その周辺の筋肉を使う練習方法その1を書きます。
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実践ジャズボーカル講座|ジャズボーカリスト中野翠
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