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大きな裏切り やっぱりナルシスト

昨夜、夜遅く、マレーシアの前の奥さんから再びメールが入っていた。前回の簡潔なメールの内容とは異なり、私を気遣う言葉と共に、彼の真実が書かれていた。

彼が重ねる嘘の巧妙さ

結果、彼は現在フィリピンに居ることが分かった。マレーシアの前の奥さんが今の奥さん(私には離婚したと言っていたが)と連絡を取り、彼がフィリピンに居ることが分かった。

私自身も、もしかしたら彼は海外に行ったのではないかと考えていた。それがフィリピンであることは、私も薄っすら感じていた。でもこのコロナ禍でいきなり海外に飛ぶことはできるのだろうか、しかも2-3日の間でいきなり? でも彼は、(今思うと)私に嘘を重ねてフィリピン行を前から準備していた。

2月21日はアメリカの祝日だった。この日、私と彼は3週間ぶりに会う約束をしていた。その2週間前、私は彼からドタキャンをされていた。理由は、「頭が痛いし微熱を感じるので、大事を取ってPCR検査を受けてくる」とのことだった。私は、彼がすでにワクチンを3回接種していることを知っていたし、「コロナかもしれない」というのはいつもの単なるドタキャンの理由だと呆れていた。でも今思うと、そのPCR検査は、フィリピンに飛ぶための準備だったのだ。

彼は21日にわざわざ私に有給休暇を取らせていた。そして私は、この日を何度も念押ししていた。二日前の土曜日まで、彼は21日のことを「大丈夫」と言っていた。でもこの時すでに、彼は彼で職場から長期休暇を取り、フィリピン行のチケットも手配していた。

日曜日から彼の携帯に送ったメッセージは既読になっていないので、彼は、日曜日に発ったとみられる。

私に有給を取らせ、前々日まで私と会うことを信じ込ませ、当日、私が彼の家までわざわざ出向いていくことを知りながら、彼は平然と前の日にフィリピンに発っていた。私に嘘をつき、私の都合など何も考えずに。ああ、これがナルシストなのだ。

前回の失踪

こうしてすべてが分かった今、前回の失踪も同じようなシナリオだったのではないかと思う。前回の失踪は、彼の誕生日で、私は彼のためにレストランを予約して待っていた。前日まで彼は「大丈夫だよ。楽しみにしている」と平然と言った。しかし、当日彼は現れず、電話が切られて全く連絡が取れなくなった。

この時期、彼の妻子がフィリピンに帰ったことは私の調査で確認できている。もしかしたら、この時も、彼は一緒にフィリピンに渡っていたのかも知れない。

私との約束を破り、連絡が取れなくなり、その中心にはフィリピンがある。

彼の離婚

マレーシアの元妻曰く、彼はフィリピン人と今でも婚姻関係が続いているとのこと。なので、私は以前も今も、彼のただの日本の浮気相手となる。だから、彼は私との時間は「たまに」だったし、月にたった2~3回しか会えないと彼の日常生活なんて見えてこなかったし、離婚したはずなのに、彼が私をなかなか本命のように扱わないことに不満を感じていた。私たちの喧嘩の理由はいつもそこだった。

今回も、私が同棲を提案し、彼はきっと何の意味も感情も持たずに了承したのだろう。その時、彼はすでに休暇を取ってフィリピン行を計画していた。そして、私との約束の日に、フィリピンに行って連絡を切る。

もうわかった

彼は私に、フィリピンの元妻との関係は悪く、自分はずいぶん利用されいると話していた。その話を聞いて、私自身も彼女に対し優しい気持ちになることはできなかった。それよりも、「なんで私より彼女の方を大切にするの?」と不満を感じていた。でももうわかった、ずっとずっと、この妻が本命なのだ。

最初彼は私に「結婚していない」と言っていたが、私がフィリピンの妻子のことを知り問いただしたら、「この結婚はずいぶん前に終わっていた。今は離婚している。I swear God(神に誓って言う)、 もう数年間から自分は独身だ」と言っていた。でも息子はまだ4歳で、彼が言っていることはまったく辻褄が合わない。離婚してから子供を作ったってこと?そんなはずはない。私は「おかしいな」と感じながらも、すべてを知り、自分さえ本命にしてくれれば良いと思っていた。

マレーシアの元妻からの情報だと、彼は2014年に離婚をし、2015年に今の奥さんと結婚をしている。彼は私に、5年前には離婚していると言っていたし、日本の前の勤務地でも現地の女性とデートをした話を聞いていた。その前に居た中東の国でも独身だったような話ぶりだった。でも、フィリピン人の奥さんはすでにその中東の国からYouTubeをアップしていることから、二人はすでにその時一緒だったことがわかる。彼女は、彼の転勤地にずっと着いてきているのだ。でも彼は、平然と独身を装い、前の勤務地でも、こうして日本でも、恋人を探している。

彼はある日、「息子のためにフィリピンに家を買いたい」と変なことを言い出した。私は、「離婚して養育費を払っているんだからそんなことする必要はない。別れた妻が工面するべき。そんなところに家を買うなら、今の私たちの関係にもっと費やすべき」と言った。すると「すべては息子のため」と言い切った。私は、関係があまりよくない元嫁に対し、なんでそんなことまでするんだろうと腑に落ちなかったが、今も昔もこれからも、フィリピンが本家なのだ。

この事例だけではない

私が今回マレーシアの元妻に連絡したことで、彼女は「今回が初めてではない」と言っていた。彼女の元には他にも女性からこうした連絡があったそうだ。そして「もうこれで最後にして欲しい・・・」と。

彼女の息子たちは、父親から誕生日を祝ってもらったことがないそう。毎年「おめでとう」の一言もないそうだ。

私は、彼とのことをさっさと解決して、彼とすっぱり縁を切る。もうない。私はこれから、自分ともっと向き合って、しっかり大事にしていきたいから。

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