久しぶりのnote

私の最後の投稿が昨年の5月、実に9カ月ぶりのnote。

この9カ月、私は一人になってひたすら自分と向き合い、新しい出会いがあって、新しい別れがあって、そして、このnoteに綴っている5月に別れた彼がまた戻ってきて、また別れて、また一人になって、自分とひたすら向き合い、「さあ、新しい出会いに向かってすべてを清算して次に進むぞ」と決めた途端、また別れた彼が私の人生に戻ってきた。そう、ここに散々綴ってる彼。私と彼は、≪On and Off≫（付き合ったり、別れたり）を繰り返し、結局、今でも関係を続けている。

私たちは、毎回お互い気持ちを固めて、新しいまっさらなページを始めるけど、いつも2カ月ともたない。すぐに、古いネガティブな思考やパターンに舞い戻り、関係が不安定になり、喧嘩ばかりしている。私たちの関係は、本当に嵐みたい。嵐が過ぎると晴天になり、気持ち良い日々を過ごす。でもまた嵐がやってきて、私は強い風に吹き飛ばされそうになる。嵐は、大体２カ月おきにやってくる。

3度目の復縁

去年11月、彼から突然連絡が来た。その間、私には別の出会いがあり、その人とも結局別れることになってしまった。短かったけど、私を一瞬元気にしてくれた、そんな出会いだった。

新しい彼と別れた時、私の中に、いつも前の彼が強く存在していることで、新しい人と出会っても結局うまくいかないと感じた。新しい彼と私は、私の前の彼との傷がまったく癒えていない中で出会い、お互いそれを承知の上で付き合った。私はなんとかその彼と新たな人生に進みたかったけど、物事はそんなにうまく行かなかった。

新しい彼と別れて、私は数ヶ月、また一人になってひたすら自分と向き合った。その間も出会いがあり、私はその人と落ち着こうと思っていた。でも、どこかで引っかかる気持ちがあった。何かが違う。私がまだ癒えていない。急ぎすぎ。その自分の気持ちと正直に向き合うために、３週間、誰とも会わずに、男性とも話さずに、ただただ自分と向き合って、自分のこれからを決めたかった。そして、「さあ、すべてを忘れて（新しい人もその前の短かった彼も）、まったく新しい世界に進むぞ」そう決めた途端、信じられないタイミングで元彼から連絡が来た。この地点で、私の中で彼のことはまったく眼中になかった。彼に対する気持ちも、私の心の中からキレイさっぱり消えていた。

突然、登録の無い番号からメッセージが届き、私はそれが彼だとすぐに気づいた。「あなたなの？」驚いて返信をした。

彼の学び、私の学び

私は良いも悪いも、この彼との強い「縁」を感じずにはいられない。彼は、とても強いエネルギーで、私にいろんなことを気づかせてくれる人。

今回彼は、「君と別れて数カ月、ずっとSoul Searching（自分の魂と繋がること）をしてきた。そこで気付いた、やっぱり君を愛しているということを」と言った。

私の友人、私のnoteを読んでいる人は、「彼の甘い言葉に騙されてはいけない」と思うかもしれない（苦笑）でも、実際に会って話をすると、彼は（少しずつだけど）変わっている（笑）以前、「突然失踪事件」の後に復縁した際も、彼は真摯に私に謝罪をし、結局、私の9カ月前の投稿にあるように、2カ月後に別れたけど（笑）でも、彼は、別れて再会するたびに、本当に彼なりに変化してきている。

でも大体、2カ月ごとに彼の悪い癖が現れて、私が悲鳴を上げる。彼の回避的な特徴が顕著になり、私の感情のネガティブな部分が刺激される。

彼が回避的になるパターンがある。彼はやっぱり、1カ月に２～３回がマックスで、それ以上、私に会おうとしない。それだけ、自分の中でバランスを取るために時間が必要なのだ。

それを理解できないのは私。

彼は、この隔週ごとの時間の中で精一杯やっていた。でも、付き合い出すと、私が「足りない、足りない」と文句を言いだす。このパターンの繰り返し。

この数日もこのことでまた私の不満が爆発し、彼がまた私を無視する、というネガティブなパターンに舞い戻ってしまっている。

身に起こる現象は、自分の中にあることの鏡

究極、私は彼がナルシストでも、感情的に希薄でも、ネグレクトな特徴があっても関係ないと思っている。彼のこれらの特徴に刺激されているのは私。

私の中で「〇〇された」とネガティブになるのは、私が物事をそう見てしまうから。

今回、復縁して、彼は「人ってこんなに変わるの！」と母も驚くくらい私に尽くしていた。でも、2カ月後に彼の頑張りがプツリと切れた。ちょっと疲れてしまったのだと思う。でもそこで、私の不安が悲鳴を上げて、またわーわー騒ぎ出したのだ。

「ほら、彼は変わらない」「私を大事にしない」「私との時間を作らない」「私は彼と幸せになれない」「別の人とすんなり幸せになった方がいいのかも」「彼の他に、私を真に幸せにしたい人がいるかも」「友達が正しい。彼のナルシストは絶対に治らない」ネガティブな思考が私を襲う。

だから、私は彼にそっと距離を与えてあげる代わりに、彼に詰め寄って彼を責めた。これをされたら、彼も我慢できなくなり爆発する。

私、すべて私。私にできることは、私側の行動に気付き、見直すことだけ。

相手をコントロールするのではなく、自分の感情をコントロールする

ここ最近、地雷を踏んでいるのは私自身だと思っている。私の「不安」に火が点くと、私は子供のように騒ぎ立てる。彼が回避型でナルシストであることは関係ない。私が彼をどう見て感じるか。私の心が彼をナルシストに仕立てるか、「頑張ってくれてるな。ありがとう」と感じるか。その二つの対照的な感情は、本当に紙一重にある。そして彼自身は、私が彼をどう見て感じているかに、とても敏感に反応していることがわかる。

私がネガティブな感情に転げ落ちてしまうのは、私たちの今までのことがやっぱり私の中でトラウマになっていて、それにより、私が彼に貼ってるレッテルがあるから。

「彼は自分勝手でナルシスト」「彼は感情的に希薄。私の感情的な力になってくれることはない」「私はどうせ彼の不倫相手（2番手）だった」「彼はなかなか私と同棲してくれない。結婚してくれない（前の奥さんとは結婚していたのに）」「彼は私のことを真剣に思ってないかもしれない」「私は遊ばれているだけなのかもしれない」「彼のせいで私は幸せな結婚も子供も諦めなければならない」

これは、私が勝手に決めていること。私の色眼鏡。

彼と、まっさらな新しいページで始めないと、私がこのネガティブな感情や思い込みに支配されて彼と幸せになることはできない、それは私が一番よくわかっていた。

だから、私は彼を責めるのではなく、私の中で「自信」と「信頼」を取り戻さないと、彼のことを愛することはおろか、自分のことも大事にできないと思っている。

自分に自信がある時と、無い時の差が激しい。私の友達は、彼はこのように私のことを刺激する人だから、「彼とは別れて、別の人と幸せになった方が良い」と言う人が本当に多い。でも、私の中にある傷は、私が癒していくしかない。誰かと幸せになることって、やっぱり私が私と幸せじゃないと成り立たない。それを強烈に教えてくれてるのが、彼との関係。

今回も、彼はいっぱいいっぱいになって、私を無視し、だんまりを決めている。今回は本当にもう駄目かもしれないし、また彼が何事もなかったのかのように戻ってくるかもしれない。

私は、私の中をひたすら整えていく。特に彼を待ったりしない。追いかけたりもしない。でも、不安なままでいない。私の気持ちを整えるだけ。私がこうして自分の気持ちと本気で向き合っているのは、やっぱり、「彼のことを愛している」というのが根源にあるからだと思う。彼に対してうまく表現できていないけど。

私たちのこと、本当にどうなるかわからないけど、またここに綴っていきます。