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【山形県小国町】現役隊員からあなたへ

 現在日本各地で活動している31期12名の隊員たちに、次の協力隊になるかもしれない "あなた" へ向けてメッセージを書いてもらいました。

 2024年度「第31期緑のふるさと協力隊」から8人目は、山形県小国町で活動中の佐々木佑真さんです。


応募しようと思った決め手は?

「今の自分がやるべきだと思った」
 簡単にまとめるとこの一言に尽きます。
 私は今まで都会チックなところで育ってきました。何も変わりない日々を送っていた大学生でした。それがある時、授業を通して里山に興味を持ち始め、もう少し深く学びたいと思い色々調べてみました。
 すると、今まで持っていた自分の暮らしへの違和感がはっきりしました。「いいな、こういったところで暮らしてみたいな」と思ってはいたものの、ありきたりなレールの上を走るように就職活動をしていました。就職先を絞り、順調に事を運んでいたところで何をきっかけなのか「日本仕事百貨」というサイトを眺めていました。
 そこで緑のふるさと協力隊を見つけて、内容を確認してみると今の自分がやるためにあるものだと思いました。応募しようと期日を見ると、まさかの締め切り1週間を切っていました。そこからは急ピッチで親に相談し、書類を提出し、面接のために東京へという流れになりました。

 なぜ今の自分がやるためにあるものだと思ったのかについてもう少し詳しく言うと、まず1年間という長過ぎず短過ぎない期間であったこと。そして、月55,000円が生活費として支給される最低限の暮らしが体験できること。さらに、今までやったことのない1人暮らしが社会人になる前にできること。そして何より農山村での暮らしが体感として得られること。
 こういったことに加えて、隊員の実際の声や緑のふるさと協力隊が始まって30年という安心感があって応募するに至りました。


休日や夜は何をして過ごしていますか?

「スポーツと遊びと趣味」
 夜は基本的にスポーツをしています。毎週行われるのが、火曜日のバスケットボール、水曜日のボルダリングかスポ少バスケットボール、木曜日のフットサルかバレーボール、金曜日のフットサルです。たまに土日も集まってやることがあります。
 今ではたくさんのスポーツができるようになりましたが、初めの1カ月くらいは何もやっていませんでした。それが活動の中で「スポーツやっている場所はありませんか?」と聞き続けることでここまでたどり着くことができました。
 スポーツしかしてないのかと言われればそんなことは無く、何かの打ち上げやご飯会、BBQに参加することも良くあります。

 休日は仲良くなった方と町外に遊びに行くことや1日家でゆっくりしている時もあります。休日の1人で過ごす時間の中で新しい趣味を見つけました。それがDIYです。
 元々興味はありましたが、周辺環境的に出来ない場所に住んでいてなかなか手を出せずにいました。こっちに来てからその心配がなくなり、思う存分DIYしていたら楽しすぎてドはまり中です。

 これからも好きなように時間を使って充実した休日を送りたいと思います。

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