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BOOK: マンガ経営戦略全史

今まで知っていた
経営戦略の
フレームワーク
SWOT や3C、5forcesなど
歴史で読んでみたら
それが生みだされた背景がみえる
ただのフレームワークでない
人の想いや時代背景に呑まれた中で
作られた戦略なのだ

最初はなんとかやる気の無い効率悪い
肉体労働環境を良くしようと
観察研究し作り上げた効率化の戦略
最初は双方によく盛り上がるが
大規模分業大量生産が組織社会規模になると
別の問題を引き起こす
経営者の搾取や
効率化による分業で
労働者の意意欲が失われてしまう
作った人たちは純粋に
良い社会仕組みを作ろうと
努力して生み出していたのだけど

次の時代は経営戦略そのものが
ビジネス化していくコンサル誕生の時代
組織戦略
マーケティング戦略
サプライチェーン戦略
バリューチェーン
いかにして組織や経営を変え
売上を上げるか
コンサル ビジネスが花を開く
組織で儲けたマッキンゼー
顧客分析からマーケティング IT導入のアクセンチュア

その一時代を過ぎて
周辺のものが注目されるようになる
ブルーオーシャン戦略
イノベーションのジレンマ
両利きの経営
レッドオーシャンでポジション戦略やケイパビリティ戦略で戦うよりも
新しい事業を開拓して
ブルーオーシャンで戦うのが良いと
その中で既存の成功事業によってイノベーションが進まないジレンマに陥る
だから両利きの経営が必要

さらにソーシャルビジネスの広がり
グラミン銀行のようなマイクロクレジット
利益の1%は社会課題解決のためにと
ピラミッドの下の大衆に対して
投資し商品を紹介し 現地に任せて 売り上げを広げていく

そこに来たのが
顧客も調達も全て ごちゃ混ぜになった世界  SNSビジネスだ
B2C、C2C 
誰もが売り、誰もが買い、誰もが発信 
大きく構造が変わる時代だと言った
そこで出てきたのが
実証型
デザイン思考
Google の AB 分析
とにかく たくさんの 実証を繰り返し
売れるもの 見つけていく
商品を作って出すのではなく
試行錯誤しながら作り上げていく
それはネットで簡単にできるのだ
VUCA時代はアダプティブ戦略なのだ

現場からの小さな研究から始まった戦略
企業戦略コンサル ビジネスから
さらに時代の流れで進んでいく

新しい事業は新しい組織を通してなされるといった
イエスも言った 
新しいぶどうは新しい革袋に入れるべきだと
古い事業 成功した組織では
イノベーションを起こすことができない
だから 新しい革袋で始めるのだと

それは理不尽だと思っていたけれど
今もそのように 歴史が知らない所で
新しい革袋で進んでいるのかもしれない

じゃあ自分はどこでどの革袋で
生きているのか
そこで満足できるのか
そんなことを思いながら読んだ