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喧騒の中で一人お刺身と向き合う

飲み会は時と場合により好きだ。気持ちが晴れやかになれる空間ならばとても好きだ。
ただし一つだけ(いや他にもいろいろと挙げればキリが無いが)、問題点がある。
それは、食べ物の味が分からなくなる点である。

今日のは比較的じっくり味わえた。
前菜の冷奴だと思ったらチーズ的な何かとか、新鮮で舌の上で踊るお刺身、カリカリのチキン南蛮とかとか。
一番驚いたのが、飲み会の席で刺身に感動したことだ。だってあの喧騒の中じゃ、味の落ち着いている刺身なんてぱっぱか進んで分からなくなってしまうはず。
それにもかかわらず、今日はお刺身を味わって食べられた。

少しは上司も共にする飲みの席に慣れたのだろうか。
「ちゃんとおいしいごはんを食べられる相手」というのは大切にしたいものだ。

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