workaway
今回の北欧旅において、わたしはworkawayというシステムを利用している。簡単に言うと"労働"と"宿とご飯"の交換で、働き手を必要としているホストと滞在先を探しているトラベラーのマッチングサービス。
システム自体はWWOOFと似ているけど、WWOOFがホストを有機農法ファームにしぼっているのに対してworkawayはファームだけでなくホステル、b&b、リノベーションなどのプロジェクトや一般的な家事の補助など、より幅広く自由度が高いイメージ。workawayとよく似たサービスでhelp xというのもあるみたい。
ワーキングホリデーといえば自分でアパートを借りて仕事を見つけて、というのを想定していたけど、せっかく北欧に行くなら現地の人の暮らしが見たいなあと思っていたので、住み込みで働く手段としてworkawayはすごくありがたいシステム。( そもそも北欧で仕事やアパートを見つけるのは簡単じゃないみたい... )
わたしの初めてのステイ先はデンマークの首都コペンハーゲンから電車で45分の距離にあるソレという町の郊外にあるファーム。ここでは野菜や果物の畑と鶏や豚などの家畜を管理しつつ、新たにb&bを始めようと準備中。主な仕事は家畜の餌やり、畑仕事、b&bに向けて部屋のメンテナンス等。↓めちゃくちゃ素敵なリビング。
本当にいろんなことをさせてもらった。また改めて記事を作らねば。ここでは私の他にもう一人アルゼンチンから男の子が来ていて、英語が堪能な彼にはいつも助けてもらっていた。同世代の彼にアルゼンチンの言葉や文化について教えてもらったり、逆に日本のことを聞かれて分からず焦って調べたり。違う国の人と話すことは日本のことや自分のことを顧みるきっかけにもなる。
二つ目のステイ先は飛行機でびゅんとフィンランドへ。ヘルシンキからバスを乗り継いで着いたのはサビタイパレという小さな町。ここではセカンドハンドショップを営むご夫婦のおうちに滞在。仕事内容は仕入れてきた商品のチェック、値付け、品出し、メンテナンス等。1日6時間で週休2日というアルバイトみたいな働き方。
今はわたし以外にアルゼンチン、フランス、イタリア、ブラジルからworkawayerが来ていて、わたしたちのフラットがあるのでルームシェアみたいにして暮らしている。お休みの日はハイキングに出掛けたり、ステイ先の所有する湖沿いのコテージに遊びにいったり、のんびりと生活している。
workawayのメリットは
・滞在費をぐっとおさえることができる。
・現地の人や生活、文化について学べる。
・旅行では味わえない体験。
・他の国から来ている仲間との交流。
デメリットとしては
・場所によっては仕事がハードすぎたり、プライベートな時間が取れなかったり。
・ホストファミリーや他のworkawayerとの相性によってはしんどいことも。
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でもこれらは事前に公開されている情報やフィードバックをチェックしたり、ホストに自分の希望や条件を伝えてよく相談しておくことで回避できる。
という感じ。 こんな書き方をしてみたけど、誰かの役に立ったりするのだろうか。これを見て誰か旅に出てみたりしないかな、いつか。
日本を飛び出して二カ月、わたしがどんなシステムを利用してどのように生き延びているか、についてでした。書きたいことは山程あるのに情報をまとめて文章にする気力が足りない...。
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