tsukinoko

ポップでキュートにクールでありたい。

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最近の記事

8月〆のひとりごと

1ヶ月半ある夏休み、予定が白紙の日が3日。とことん休むと意気込んだとは思えない。いつかの糧になる夏と願うばかり。 夜が涼しくなるのに比例して、増える観劇回数。同じ舞台を二日続けて観に行くなんて、贅沢だこと。秋のスタートダッシュの予定。 「あと数日で9月だよ、やばいよね」と焦るアイドルの話を聞きながら、私はムダ毛について考えていました。何をもってムダと捉えるのでしょうか。機能度外視美へまっしぐら。境目はどこにあるのでしょうか。とか考えていたら地球人って何みたいな疑問にたどり

    • 所感(夏)

       アイスクリーム持った男の子、歩道のど真ん中で私を見つめる。「ねーちゃんの服は真っ青だね」  悔しいことがたくさん。私何もしてないのに、すごいものに出会ったり、どこかの誰かが活躍していたりすることには、いっちょ前に悔しがる。多分、そこに憧れがあるから。  走って走って、肩を角にぶつけました。気がついたらあざになっているパターンでしょう。  前の席に座っている女子、全く同じ姿勢で足組んで、全く同じ角度でスマホ持ってる。ニコイチ。いえいえ、目線はそれぞれ。一緒に帰るって、何

      • ひとりごと

        ばかばかばーか ときどきかーば かばかば カバ  心で唱えるおまじない 大胆にスイカを砕く 彼らの大きな一口に 一旦託した悲喜交交 奥歯に詰まる鬱憤と なんとか飲み込んだ癇癪 結局吐き出し暴れ転げる 心に棲みつく大怪獣 おかしな話 いいえ大真面目 空みあげて待つ UFOの知らせ

        • すぷりんぐ

           幼馴染の家に犬が来て1、2ヶ月。先日念願の顔合わせをしてきた。ゴールデンレトリバーの女の子。随分と元気で人懐っこいと話には聞いていたが、予想を上回る暴れっぷり。到着早々噛まれ舐められひっかかれ、それはそれは丁寧に歓迎された。  興奮冷めやらぬ彼女は強制的に自室(リビング横にあるケージ)へと連れ去られた。しばらくふて寝(からの熟睡)した後、最近覚えたという「お手」と「伏せ」を披露してくれた。誰のいうことも聞かないじゃじゃ馬?犬?っぷりを見ていたので、初対面から数時間しか経って

        8月〆のひとりごと

          ボブ以上セミロング以下

           去年の10月に30センチ切ってから、徐々に伸びてきた髪。この夏、とにかくまとまらない。  左右ともに肩で外に跳ねるヘアスタイル。令和5年、タコさんウインナー女爆誕。ノーセットでは広がったまま。一つに括るとしても、下すぎると野暮ったく、上すぎると数束はみ出す。ボブヘアの頃に入れた顔まわりの段が長さに遅れをとり、編むとぱらぱら崩れ始める。  我ながらロングヘアは似合ってた。もうすぐ臍の辺りに辿り着こうとしていた昨年、なんとなく色々と張り切りたくて散髪を決意。ヘアドネーション活動

          ボブ以上セミロング以下

          それでも彼は10打数3安打4四球2盗塁

           6月に駆け込むように映画館で鑑賞した『憧れを超えた侍たち』。鑑賞時にとっても心打たれたシーンがあって急いでnoteを開いたものの、書けば書くほど自分の中で噛み砕けなくなって、気づいたら8月になっていた。アマゾンプライムでの配信も始まり、該当シーンを再視聴したら、やっぱり書きたくなったので、拙いながらもとりあえず私の感想を書いてみた。 ・・・・・・・・  1シーンだけ異質だった。1秒にも満たない、本当に短い1シーン。試合の展開に含まれる静と動とは違う、盛り上がりの中一人グラウ

          それでも彼は10打数3安打4四球2盗塁

          再開

           最近ふと、中学生の頃「あなたのかく文章が読みたい」と言われたことを思い出した。楽しみにしていると色々な人に声をかけられ、家族にも面白いと言われた。    実に一年ぶりnoteを開く。気がついたら高校生活も幕を閉じ、大学入学からもはや二ヶ月が経とうとしている。無気力だったかと言われれば頑張ったことはあると反論したくなるが、やり切ったかと言われると首肯しかねるフラフラした高校生活。いつも疲れていたことだけは覚えている。いつも何に対してか分からぬ悔しさを抱いていたことも覚えている

          勢いのままに、

           外出に厳しく口出ししときながら、その上で「この時期にこんな状況でほんと可哀想ね」と追い討ちをかけるかのような大して救いにならない同情を振りかけてくる人を、こんな世の中になって初めて嫌だとはっきり感じだ。  誰も悪くない。敵はただ一つ。  それでも何か別の対象に怒りが向いて、ひたすら攻撃してしまいたくなってしまうのは心の余裕のなさからか。  こんなにも、夏に終わりがあることを虚しく思う日々はない。  まだ私は、何も終わっていないし、変わっていない。

          勢いのままに、

          ひとりしずかに着飾る日

           新しく買った服を着て、いつもよりも底の厚いサンダルを履いて向かうのは、近所のドラッグストア。  小さな小さなショッピングモール。そんなに頻繁には行かない。でも行くと必ずどこかのお店が潰れているような場所で、この日も案の定閑散としていたけれど、何故だか私の目には煌めいて見えた。  ただの買い物。誰に注目されるわけでもなくらただ必要なものを買いに行くだけなのだが私にとっては心弾む日。イヤホンから流れるRock'n Rougeは私の足取りをさらに軽やかにさせる。誰にも聴こえて

          ひとりしずかに着飾る日

          一気読み、読後

           シリーズものを一気読みするのは久しぶりだった。最近全然本を読んでないなと思って、ある作者の代表作を読みはじめた。もともと大好きな作家さんではあったが、少々天邪鬼な私は興味があるのに人気作を無意識に遠ざけていたようで、手に取るまでに時間がかかってしまった。  シリーズ第一作を読む。ここから二作目の間に別の本を一冊読んでいたので間隔は空き、一週間後に再開。第二作、三作を続けて読み終わると第四作を次の日に読破。これで2日。本編とは別枠とされている別冊を残し、作品の実写化作品を一

          一気読み、読後

          NOTE

           若い頃に書いた日記や詩は、後で読み返したときにものすごく恥ずかしくなるけど、その時にしかない感覚を思い出させてくれたり、忘れていたものの見方を気づかさせてくれたりすると、どこかの誰かさんが言っていた。  私の恩師によれば、人生は渦巻のようなものらしい。生まれた時を始点とし、ある地点で一周円を描く。でもそれは始点に重なることはなく、線はさらに円の外側を円く描き続ける。渦がどのタイミングで一周するかは人それぞれで、円の大きさ、描かれる速さもまた人それぞれである。  過去の自