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2030年の介護の世界

おはようございます!

今日は2月12日発行シルバー新報⑥面
〜遠隔操作で家族面会を自由に〜

についてです。


【今回の記事のまとめ】


☑️ipresenseは新型コロナの影響で病院や施設などで制限、禁止されている面会を可能にし周囲の環境も共有できる『テレロボ面会』サービスを開始した。
☑️手持ちのタブレットをスタンドに設置し、左右に300度、上下に90度自由に遠隔操作でき、zoomを介して面会、交流することができる。


以上のまとめを踏まえて私見です↓


今回はタブレットと専用スマホスタンドを使った面会についてです。


利用するのは普通のタブレットとzoomなので、遠隔操作できる”スマホスタンド”がこの商品の特徴です。


価格は18万円程度、レンタルの場合は月4万円程度なので少し割高です。


高齢者施設の面会だけでなく、病院のICUや通学できない生徒のために学校などでも活躍しているそうですが、今後、様々なところで活躍する商品になるでしょう。



ここで近い将来、2030年の介護施設について考えてみたいと思います。


現在の高齢者施設の形態を大きく変えるのはICTであることは間違いありません。
残念ながら人では変えることができなさそうです。


そして、その”ICTの普及”は通信速度の発達からだいたい予測できるそうです。
(中田敦彦YouTube大学、2040年の未来予測より)


今の携帯電波は4Gから5Gに移行し始めていますが、この1Gから2G、2Gから3G、4Gという通信速度はほぼ10年周期で改革されているそうです。
(Gとはジェネレーションのことで、数字が増えるごとに通信速度は倍になる)


2020年に5Gが出始めましたが、2030年には今の4Gのように5Gが当たり前となり、次の6Gが登場し始める世界になってるそうです。


そう考えると、2030年にできる新しい高齢者施設は、5Gを駆使した施設になっていて、利用者さんも介護者も今の倍の通信速度で、冷蔵庫も電 エアコンもドアも扉もトイレもお風呂もインターネットに繋がった状態になっていると予想できます。


10年後なんてすぐです。


10年後にはスマホでモニタリングするのは当たり前になっているはずです。


2030年にはまだかも知れませんが、将来、団地や中古マンションをリノベーションした高齢者施設が大半になり、介護保険だけで回す特養や老健ではなく、いろんな企業やインフォーマルサービスと介護保険制度を掛け合わせた『ハイブリッド型施設』が増えるんじゃないでしょうか。
(パナソニックさんとかすごくなってそう)


今回の記事のスマホスタンドのような商品は2030年には、現在の折り畳み携帯のような存在になってるんだろうなと思います。



では、いってらっしゃい!



#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報

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