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日本が誇るケアマネの強み
おはようございます!
今日は3月5日発行シルバー新報⑤面
〜ケアマネ、基本報酬更に引き上げ必要〜
についてです。
【今回の記事のまとめ】
☑️日本介護支援専門員協会濱田副会長は、新介護報酬改定で基本報酬引き上げが行われたことに感謝していると述べた上で『収支差率が実態調査で均衡するまでは引き上げるよう要望したい』と強調した。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
今回はケアマネの基本報酬に関する内容です。
日本介護支援専門員協会からは、4月からの新介護報酬改定について、まだまだ引き上げる必要があると提言しています。
現場でケアマネとして働く身としてはケアマネを評価してもらい、待遇を良くしてもらうことは切に願います。
ケアマネの仕事の醍醐味などは以前
『ケアマネを続ける人たち』で投稿しました。(良かったら読んでみて下さい)
評価して欲しい気持ちは今も変わりません。
ケアマネを続ける人たちが報われる、評価される世の中であって欲しいと思います。
突然ですが、介護保険制度を世界で初めて開始したドイツにはケアマネジャーがいないって知ってました?
というよりケアマネジャーという存在は日本の独自のもので、他に類を見ません。
なぜ日本にケアマネジャーがいるのか。
僕にはわかりません。
でもケアマネがいるからこそできること、可能な体制があることは確かです。
地域包括支援センターなどのように地域の担当とかではなく、利用者さんの個別の担当として、介護保険制度の基本的なことから複雑な調整までできる存在はケアマネしかいません。
日本だけが介護保険を利用するなら専門員を必ず一人つけようと決めています。
そんなケアマネがいる“強み”は活かすべきです。(というか、活かさないならなくせばいい)
それなのに、日本の“強み“であるはずのケアマネジャーの収支差率がマイナスってどゆこと?って感じですよね。
そら他の国で介護保険制度を取り入れる国々は真似をしません。
日本が評価してないんですもん。
他の国が真似しようって思う訳がない。
日本が誇る介護保険制度のケアマネジャーという役割を推し進めていくのであれば、せめて収支差益をプラスにするくらいの報酬の設定にすべきだと思います。
評価が低い中でも毎日色んな調整や説明を余儀なくされているケアマネジャーたちを適切に評価して欲しいと思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報