全職員にPCR検査することについて
おはようございます!
今日は1月15日発行シルバー新報⑤面
〜全職員に事業所負担でPCR検査〜
についてです。
【今回の記事のまとめ】
☑️埼玉県白岡市にある特養『いなほの里』では、新型コロナの早期発見や職員の感染対策の更なる意識づけを目的として、事業所負担で全職員に民間のPCR検査を実施した。
☑️PCR検査は100キットで54万7800円。山﨑理事長からは、『今後仮に検査に関する何らかの公費負担があったとしても、それまで待っていては後の祭りになるかも知れない。年末年始の後の感染拡大があり、ここが勝負所として、検査を実施した。』と語っている。
以上のまとめを踏まえて私見です↓
今回は新型コロナに関する内容です。
ある特養の施設で、事業所負担で今が勝負所として、全職員に1月12日から14日にかけてPCR検査を実施したとのことです。
確かに今が勝負所かも知れません。
緊急事態宣言が発出されましたが、人の移動や接触の機会を考えれば、年末年始がピークで、入国者の緩和などがなければ、これから春までは大きな変化はなく、一月中旬から後半が感染者数が一番増えそうな気がします。
研究者でも何でもないので、下手なことは言えませんが、僕が経営者でも検査を受けるなら年末年始を終えて1.2週間たった頃合いが心配になります。
全職員に検査を受けさせることの是非はあると思いますが、みんなで受けるなら抵抗も少なくなるかも知れません。
記事にも、職員の子どもの学校で陽性者が出て、自分が感染していないか心配だった、と話があり、検査を受けることで安心感を得たと記載があります。
ただし、この特養の理事長さんのやり方には納得できません。
年末の12月27日に、”年明けに全職員にPCR検査を実施する”と告知されたそうです。
年末年始の職員の行動に不要不急の外出を控えるように伝えるのはいいと思いますが、年明けにPCR検査することを伝えますかね。
職員が行うPCR検査の目的は、『自分が相手に感染させてしまうかも知れない』という不安の払拭のみにするべきです。
職員の行動を制限させるために検査させるべきではありません。
ただでさえ、仕事のストレスが日常的にあり、感染の不安や介護職としての責任感を感じているいま、年明けにPCR検査を予定した中でよく年末年始を過ごさせるな、と思いました。
こういう経営者にはなりたくないなと思います。
では、いってらっしゃい!
#介護 #ケアマネ #在宅 #コラム #シルバー新報
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