平成狸合戦ぽんぽこ ”タヌキだってがんばってるんだよォ”

このジブリ作品は狸と人間の領土争いを描き
”環境問題”を訴えかけているのが根幹にある

自然豊かな山々に住む狸が
人間の都市開発でどんどん隅に追いやられる

それに抵抗して狸も試行錯誤する

考えたのが"変化（へんげ）"

古来から狸や狐、猫は
"霊力が高い"から変化などの術ができていた

現代のこれらの動物は”霊力が弱まり”
変化は誰でもできるわけじゃなく
対抗する力のある狸が”霊力を高め変化の特訓”をし
”人間などに化ける”ことができるようになる

そして人間の世界に潜り込み
工事を中断させたりし人々を恐怖させた

だが現代の人間はこれぐらいでは臆せず
狸たちはジリ貧になり
結局この争いに負けてしまう

そして生き延びた狸たちは
狭い土地でなんとか生き延びるか
”人間に化けて人間界に溶け込み”
気付かれないように日常をおくった

狸はけものへんに里で構成されている
里とは「人が集まって住む所。むらざと。」
何故に狸という漢字がこの構成なのか

元来人が集まって暮らす場所というのは
自然が溢れていて動物と共存する世界
そんな世界に戻したい狸の想い

強欲な人間が山を崩し森林伐採を繰り返す
"自然がコンクリート"に変わっていく

自分の利便性だけを考えた行く末は
"地球環境を悪化させ"人間自ら崩壊の道"を辿る"

狸がよく道路で死んでるのは
僕ら”人間が住む場所を追いやっている”からです

人間だから偉いわけじゃない
地位や名誉、富があれば偉いわけじゃない

本当に偉い人間というのは
人や動物、植物に優しく謙虚で
常に笑顔を絶やさない

日本の象徴といえば、、、

自分がこんな人間になれるわけではないが
心にはちゃんと刻み”新しい自分に変化”します

最後に
”普段会う知り合いも狸か狐”
かもしれませんね

あっドロン!!

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