「いっき」のクソゲー度合いを測る。
ファミコンど真ん中の世代といってもいいミドルエッジのユーザーにとって「クソゲー」は愛すべきパワーワードです。このテーマで盛り上がりだすと、あれもこれもクソゲー判定されて気が付けば「自分がクリアできなかったゲーム全て」クソゲーになっていたりします。
とはいえ、およそ世間で「代表的なクソゲー格」とされているゲームはちゃんと認知されていて、お題にした「いっき」はじめここで取り上げるゲームはクソゲーのメジャーどころばかりです。
さて、そんななかでも「いっき」はそもそもクソゲーの語源ともなったシンボリックなゲームであり、このゲームを上回るクソゲーはなかなかの強者だったと言えます。
ミドルエッジではズバリ「いっき」がどれくらいクソゲーだったのかを、対決形式でアンケートしてみました。1000票以上の回答が集まった投票結果は以下のようになりました。
VS「燃えろ!!プロ野球」
698票対502票で「いっき」勝利。あ、勝利というのはここではよりクソゲーであったということでお願いします。
「燃えプロ」はバントがホームランになるという、これも伝説級のクソゲーですが「いっき」には及ばず…。
VS「バンゲリングベイ」
578票対532票、僅差ながら「いっき」の勝利。2コン使用でもお馴染みのバンゲリングベイ、クソゲーというか子供には難解だったというか。
VS「ミシシッピー殺人事件」
445票対623票と、かなりの大差で「ミシシッピー殺人事件」が勝利。ゲーム中「たずねる→もういいました」で詰むという、シュールすぎるクソゲーとして今なお私たちの記憶に燦然と輝きます。
VS「たけしの挑戦状」
284票対785票と、圧倒的大差で「たけしの挑戦状」が勝利。クソゲー界にBIG3があるならば間違いなくその一角を占める強烈なインパクト。当時からもっぱら「理不尽なゲーム」と呼ばれていましたからね。
VS「スペランカー」
504票対571票で「スペランカー」の勝利。1cmの崖から落ちて死ぬ、史上最弱クラスの主人公を操ることは、全国のチビッコゲーマーのお宅で惨状をもたらしたのです。でもゲーム自体はけっこうおもしろいんですよね、スペランカー。
このテーマ、「なんで〇〇が入ってないんだよ、ゴラァ」といったとてもナイスな意見が飛び交うアツいシーンを創出することが出来ました。
愛すべきクソゲー、その記憶はむしろ良ゲーよりも長く残るのだということを私たちは改めて認識することとなりました。