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人に嫌われやすいスキルを持って生まれた男

自分が何もしていないのに何故か嫌われている、
避けられていると気が付いたのは20代中頃。

同級生がたくさん集まる飲み会でした。

何故か、自分だけがある人物から
嫌われたのです。

出会って1時間も経っていません。
挨拶だけで直接会話もしていません。

でも、何故か

「お前は話すな」
「つまらない奴だ」

という空気感が満載。

次第にその場にいるのが辛くなり、
話さなくなりフェードアウト。

理解ができませんでした。

その一件があってから、
様々な出来事が思い出されました。

昔から自分では理解できずに
嫌われていたことに。

中学校では目立つグループの
ある人物に目の敵にされました。

仲良く話していたと思っていましたが、
裏ではめちゃくちゃ悪口を言われてました。

最初に就職した会社では別の事業所の
20歳以上も上の先輩は明らかに
自分だけを避けていました。

思えば、同期にも腫物を触るような
態度を取られていたと思います。

なぜ、20代中盤まで気が付かなかったのか。

たぶん、気が付かないことこそ、
嫌われる原因なのです。

20代中盤以降は、悲惨です。

どこに行っても、初見で自分を
嫌う、避ける人が現れました。

断っておきますが、何か自分に
原因があるのでしょう。

でも、わからないのです。

妻にこの問題を話したことがあります。
その際の返答は、

「たぶん何か気に障るようなことを
無意識にしている、発しているんだよ」

とのことでした。

たぶん、そうでしょう。

毎回失敗しているのは無理に
コミュニケーションを取ろうと
したことです。

現在の職場でも絶賛嫌われ中ですが、
最初、頑張ろうとしたのです。

共通の話題を探そうと努力して
話しました。

それが、逆効果だったのです。

初見で

「なんか嫌いかも」

と思われる相手に話しかけれれても
嫌ですもんね。

それを理解していませんでした。

今では会社では極力こちらから
話しかけません。

嫌われている前提で生きることに
決めたのです。

原因が分からないのですから、
対処できません。

幸い妻と子供2人がいて、毎年飲める
友達もいる。

それだけでもう十分です。

無理に広げるのはやめました。

トモフスキーにスキップという曲があります。

第一印象で
ピンと来なければ
即、遠ざかるんだ
スキップしながら

途中でやめるのは
「あきらめ」ってゆうけど
最初の最初なら
ただのスキップだ

順応ってなんだ?
それ本当に必要なのか?
気まずい空気を
吸い続ける努力が
報われた歴史を
僕は知らない

SKIP!!
SKIP!! SKIP!!

https://www.uta-net.com/song/193774/

金曜日、車でこの曲を
聴きながら帰るのが至福の時です。

今日もスキップボタンを押しながら
生き続けます。

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