誰かに作って欲しいゲームがあるんで、僕の話を聞いてくれ笑い飛ばしてもいいから
僕は年齢的(今年48)にファミコンの登場を目の当たりにしている世代なので、家庭用ゲーム機の始まりとそれ以降のゲームの発展とその歴史を見てきたと言っていいと思っています。というか、僕と同年代の人(特に男性)はほぼそうなんじゃないでしょうか。
とはいえ、ここ数年は自分でプレイするよりもYouTubeのゲーム実況を見ている時間の方が圧倒的に長いのですが、それでもこの歳になるまでゲームに関心を持っているということは"ゲームが好き"なんだと思います。
そして、この部類の人なら誰もが必ず一度は思ったことがあるはずなのが…
俺もゲームを作ってみたい
だと思います。
ご多分に漏れず僕も子供の頃は「あんなゲームがあったらいいな」「俺が考えてるゲームが世界で一番面白いはずだ」なんてことを思い、ゲームプログラマーやゲームクリエイターに憧れたこともありました。
ただ、なんやかんやでそちらの道には進まなかったし、僕が想像していた「あんなゲームがあったら…」は後に実際に作られたりしたので(MMO RPGとか、オープンワールド系のゲームとか)、それらを作ることよりもプレイすることで十分満足していました。
ただ、But、僕の頭の中に約30年ぐらいずーっと温められているあるゲームだけは未だに作られていません。
絶対同じことを考えてる人はいるだろうし、そのうち誰かが作るだろうと思ってたんですが、なぜか作られてないんです。
たしかに僕が最初に"ピキーン"と閃いた頃はまだ環境(PCのスペックや回線速度など)が整っていなかったので実現は難しかったと思うのですが、2020年の現在なら余裕です。既に存在するゲームのシステムの応用(というかそのまんまの利用)で作れるはずなんです。
しかも、これめちゃめちゃマネタイズの方法があるゲームなはずなんですよね。
そのゲームは…釣りゲーです。バスフィッシングの釣りゲーです。
いや、バスに限らなくても釣りなら結構なジャンルで成立するはずです。
僕、20代半ばの頃にめちゃめちゃバスフィッシングにハマりまして、本気で釣りに関する仕事に就こうと思ったぐらいに釣りをしていました。
もちろんその頃から釣りのゲームはありましたし、アーケードゲームで「Get Bass」(下図)という筐体が出た時には結構な人気になりました。
ただ、当時アホみたいにバス釣りに行ってた僕からするとこの「Get Bass」もそれ以外の釣りゲームも全くピンとこなかったんです。
何にピンとこなかったのか?というと、当時出ていた釣りゲーは全てアクションゲームだったのですが、僕からすると釣りゲーに求められるのはアクションじゃないんです。「Get Bass」は正にその部分をフィーチャーしたタイトルではあったのですが、釣りに一番フィットするゲーム的要素は…
"シミュレーションゲーム"
なんです!これ、間違いないんです!絶対にシミュレーションなんです。
確かにブラックバスは淡水魚の中ではズバ抜けて引きが強い魚なのでアクションゲームに寄っていきたい気持ちも分かるのですが、バスフィッシングをやり込んでいる人であればあるほど、シミュレーションの要素が強いことは明らかなんです。
ブラックバスを釣るのにはまず、ブラックバスという魚の習性を知ることが大事なのはもちろんですが、釣り場が自然湖なのかダム湖なのか川なのかによっても、バスの行動パターンは変化しますし、季節やその日の天候によっても選択すべき釣り方も変えていく必要があります。
その読みの要素こそが釣りの一番の醍醐味で、釣りは元来自然を相手にした壮大なシミュレーションゲームなんです。
そこに気づいているゲームクリエイターやプロデューサーは絶対にいたはずなんです。なのになんで今まで釣りシミュレーションゲームを見たことないのかが本当に分からない(もし過去にあったとしたら教えて欲しい)。だって今のゲームシステムを使えば…
釣り場(湖)のマッピングは、オープンワールドのゲームがあるんだから作れますよね?
季節や気温や水温、天候や水の流れや風の強さetc...様々な自然環境も数値化できますよね?
それらの要素や数値をフラグ化して、ある閾値を超えた時が"ヒット!"とすればゲーム化は可能だと思うのですが…
もちろん、ゲームを一度も作ったことがない人のアイデアなのでどこかに致命的な見落としがあるのかもしれないし、過去に実は作られようとしてたんだけれども全くのクソゲーにしかならなかったのかもしれません。
とはいえ、僕も30年近くこのアイデアを温めてきたので、何年かおきに検索したりするんですよ。「釣りのシミュレーションゲーム作られてないかな?」って。ただ、これまで一度も釣りのシミュレーションゲームは見たことがないし、それに近い釣りゲーも見つかりませんでした。
絶対儲かる釣りシミュレーションゲーム
前段でマネタイズ云々という件にも触れましたが、バスフィッシングの本場アメリカでは、バスフィッシングはプロスポーツとして成立していますし、年間チャンピオンを決める大会では優勝賞金が日本円で3千万円を超える大会もあります。最近はスポンサー不足で縮小傾向にあるようですが、↓はそのトーナメントの優勝発表会場の様子です。
プロのアングラー(←釣り人)は、アメリカ各地で行われる大会に参加して、広大な湖の上をバスボートと呼ばれるバスフィッシング専用の船で疾走し、優勝と賞金獲得を目指して競い合います。
イメージしづらい人は、プロゴルファーとゴルフのトーナメントと思ってもらえると分かりやすいと思います。
プロゴルファー同様、プロアングラーも一流の人は数々の企業からスポンサードを受けますので、トーナメント中に着用している服や帽子には企業のワッペンがベタベタと貼られています。
しかも、バスフィッシングはめちゃめちゃ道具費がかかるんです(この辺もゴルフと似てる)。
プロが使用する道具なら釣り竿1本+リール1台で10万円を超えるのも珍しくないと思います。しかも大会ではそれを10セット近くボートに積み込みますのでそれだけで100万円以上…。さらにボートも基本はプロの自前なのでそれはおそらく車並みのコストがかかっていると思います。
加えてアメリカのトーナメントは広い国内を転戦するので、移動のガソリン代も費用になります。
ゲームが好きな方ならここまで書けば察してくれると思いますが、この辺りは全部ゲーム内での課金コンテンツ化できますよね。
しかもPUBGのようなバトロワ系のゲームの一部は、世界大会が開催され優勝者へ賞金が授与されたり、大会への協賛スポンサーがあることも珍しくなくなりました。
これ、釣りシミュレーションゲームでまんまできるじゃん…
って思いませんか??
バスフィッシングの愛好者がいるのは、たぶん北米と日本がほとんどだと思うのですが、オンラインゲームにすれば世界中のユーザーが参加できるし、これなら釣り未経験の人たちも取り込めるゲームになると思ってるんですが…
無理ですか?ダメですか?誰か開発してくれないですか???
ちなみにこのゲームができたら僕は1ユーザーとして楽しませてもらうので開発された方たちからは1円も貰うつもりはありません。
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