「時間を買う」というご自愛
2020年。今年は価値観が大きく変わった年でした。
変わった理由は、私のライフスタイルが変化したから。2人で暮らしはじめて生活の優先順位が変わり、春にはコロナによって人付き合いのパラダイムシフトが起きて、秋には異業種に転職をしてリモートワークがはじまったりと、変化の波にずっと乗っている状態でした。
振り返ってみると、生活における時間を見直した1年だった気がします。今まで一人暮らしのときは蔑ろにしがちだったのですが、生活を大切にするには、時間を使うんですね。
たとえば、旬の野菜を買ってきて料理をしたり、素敵な食器がほしくて蚤の市におでかけしてみたり。お花を買ったら、お水を変える必要もある。
食事を二人で食べるのだって、一人でさっと食事をとるのとは違い、相手の時間に合わせて料理をつくったり、待つ時間ができたり、と当然ですが時間を要します。
私以外の人や食材、道具などと共に過ごす時間が、私の心を満たしてくれることを知りました。
一方で、時間は毎日24時間と決まっています。
丁寧な時間を増やした分、今まで過ごしていた時間のうち、何かの時間を減らさなくてはいけません。そこで、「生活」を見直すことになったのです。
今日紹介する #買ってよかったもの たちは、そんな2020年という、世界的な転換期に、私のライフスタイルの変化にあわせて購入したものです。過ごすことについて見直す機会があったからこそ「時間を買う」ことが、自分へのご自愛なんだと気付いた一年でもありました。
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1.ドラム式洗濯機
「ドラム式乾燥機を買え。世界が変わる」とよくSNSで聞きますが、これは本当にそうでした。
ドラム式洗濯機の最大のおすすめポイント。それは作業をしなければという気持ちから解放されること。実は洗濯物って、はじめてから終わるまでに、脳内のメモリを結構使ってるんですよね。
「明日雨かな?」
「洗い終わったかな?」
「干さないとな~」
「外出さなきゃ…」
「取り込まなきゃ~」
「あ…しまった…洗濯物干すの忘れてた…」
「え、今、体操服出すの?!」
なんて。けど、ドラム式洗濯機なら、台風だろうが大雪だろうが関係なく、乾燥まで仕上げてくれます。
たしかにタスクとしては、干す作業程度。時間にしたら15分。だからこそ、タスクを気にしなくていい状態の価値には、購入して使ってみるまで気づかなかったです。
とはいえ、洗濯機は家電の中でも高い部類。購入したいけど、なかなか勇気が出ないという人は、こんな考え方はどうでしょうか?
ドラム式洗濯機を5年間使うと、
15分×300日×5年÷60分=456時間の節約
150,000円/456時間≒438円 で1時間を購入している
のと同義になります。こう考えてみると、意外と投資効果の高い買い物かもしれません。
世界が変わるなんて大げさな…と思ってましたが、人の話は素直に聞いた方が良いという教訓を得ました。前代の洗濯機が壊れかけたタイミングで、奮発して買って本当によかったです。
ちなみに私が購入したときは正月にヨドバシのセールで、aupayを併用して購入したので実質定価25%OFFで購入できました。正月のセールのために今のうちから比較検討しておくといいかもしれませんね。
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2.自動食洗機
人類、家事という労働をやらなくていいなら、やらないに越さない。って本当です。
食洗器も、最初は「え…汚れ落ちる…?大丈夫…?いる…?」な感じでしたが、半年経った今「ない生活には戻れません~~~」という気持ちでいっぱいです。
もちろん、大きなお皿や鍋類は入らないです。
また、ガラスのグラスなんかは時々煮沸したりと若干の手間も必要なのですが、それでも、従来の作業時間の80%からは確実に解放されます。
2人暮らしならこの容量でじゅうぶんいけます(写真は1人分の洗い物)
実は、精神的に健康になるライフハックの一つが、リモートワークの日のお昼後に食洗機をまわすこと。こうすることで、私が午後一生懸命働いてるあいだに、食洗機が洗い物という家事を一つ終えてくれるんです。(掃除機と洗濯機もそう!)
いや~ほんと買ってよかったな~。
ちなみに、購入を検討されてる方は「サイズ・音・取付方法」を意識するといいかと思います。YouTubeに購入&比較してる動画があるので、ぜひ見てみてください。
さらに余談ですが、リビングに設置したときに「思いのほか大きい…インテリア的に…むむむ…」となりましたが、1カ月もたてば全く気にならなくなりました。「設置するスペースがあるなら購入するぞ!」くらいなラフな気持ちで検討してみてください。
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3.Ankerの自動掃除機
うちの子「しらたま」と言います。
なぜ掃除機だけメーカー名を表記したのかというと、Ankerは中国メーカーで、自動掃除機のラインナップでは安価で、Amazonセール対象になっていることが多いから。
安価といえど、十分に満足できる活躍しております。
今時の家電って、アプリ一つで稼働させることができるんですね。スマートフォン一つで、稼働の曜日指定の予約や掃除エリアの指定ができることに、驚きました。
と同時に「冷静に考えれば、たしかにそれくらいできる技術あるよね…」と自分の脳内が古代化してることに気づかされました。技術は進歩しているのに、自分の感性がアップデートされてないって恐ろしいですね。
※11月31日まで一つ下位モデルを表記しておりました。大変失礼いたしました…!正しくは「Eufy RoboVac 11S MAX」ではなく「Eufy RoboVac L70 Hybrid」です。ご指摘いただきありがとうございます。
うちはAmazonセールを狙って10~15%程度落として購入できました。
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4.ユニクロのヒートテックのブラトップ
「何事も決めつけはよくない」という教訓を得たのが、ユニクロのブラトップ。
もともと胸が大きいのもあり「ノンワイヤーで重力に勝とうっていうのが無理な話じゃない?」と思っており、販売されてから一度も買ったことがなかったのですが、ほんとにユニクロ様をなめておりました。
きっかけは整体を行ったこと。せっかくだから下着をはずしてリラックスした状態になりたい。けど、ノーブラはまずいよな…と悩んだ末に、ブラトップにたどり着きました。そしてこれが、、、
ほんとーーーーに快適でした!
裏地にカップがついていて、アンダー部分にゴムがあります。締め付けがきつすぎることはなく、おまけにヒートテックなので暖かい!しかも、タンクトップだけではなく、長袖版もあるという。
オンラインの口コミ見ると、昨年以前のほうがホールド感があっていいみたいですが、家で着るだけなら十分に感じました。
テレワークの日は、ユニクロのブラトップ。外に出る日は、テンションの上がるいいブラジャー。なんて、いいかもしれないと思っているほど。
仕事をしていると、夕方に「ブラジャーの締め付けしんど!!今すぐ外したい!!私を解放して!!」となったことがある人はぜひ一度着てみてほしいです。
5.ユニクロのもふもふのパーカー
店先で一目ぼれしたモフモフのメンズのパーカー。
先日GOTOトラベルの地域クーポン券を使うために、久々に店舗に行ったのですが、偶然見つけた逸品です。
これは推せる。
裏地にも同じモフモフが使われていて、肌さわり最高。会う人会う人に、誰彼構わずにおすすめしてます。
普段は、仕事着は、ユニクロの公式LINEで配信される商品しか買ってなかったので、メンズの商品を見ることもなく、こういう手に取るからこその発見があるのは、リアル店舗のいいところですね。
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6.無印良品の泡立てスポンジ
すごく地味だけど、真面目におすすめしたいのがこれ。ダヴが超高級泡になります。
もっふもふな、マシュマロ泡ががたーーーっぷりできます。全身をもこもこ泡に包まれるお風呂タイムが楽しくなります。
7.1キロ以下のノートパソコン
このパソコンめちゃくちゃ軽いんです。
世界最軽量を謳う富士通のLifebookの一つ下位モデル。正直、今まで国産メーカーの必要性を感じていなかったのですが、今回リモートワークができる環境になり、軽さを重視した結果富士通になりました。
結論、軽さは正義。
以前のPCは、ASUS/16インチ/CORE7を5万円で買ったのですが、2.5キログラムと重量級でした。デザイン重視の自宅作業用。持ち運ぶと肩がピリピリします。
それに比べ、今回のPCは0.8キログラムと、持ってるのか持ってないのかわからないくらい!A4ノートと変わらない大きさです。バッテリー駆動も今のところ安定して6時間以上持つので、外での作業も問題ありません。
荷物が軽くすることを意識してみたら、実は荷物自体がストレスの元だということに気づきました。出歩くことににストレスを感じるのはよくないですね。
PC購入をきっかけに荷物を減らすために整理したり、本を持たなくなる工夫をしたり、と意識が変わるのもすごくよかったです。物を買う基準も少し変わった気がします。
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8.Ankerのプロジェクター
350ml缶サイズでのプロジェクターです。文庫本とおんなじ高さ。
もしプロジェクター購入を検討しているなら、本当にオススメしたいので、これだけは読んでいってほしいです。このプロジェクターなら持ち運ぶことができるので、焦点距離を自分で調整することができて、壁いっぱいにスクリーンを写すことができます。
照明型のプロジェクターもおすすめしてもらったのですが、焦点距離が固定されてしまうのに比べて、画角をとりました。
プロジェクターはネットにつなげられるのでYouTubeやNetFlixなどを流すこともできます。Bluetoothをつなげて音楽を流すこともできるし、HDMIでPCに繋げて画面投影することもできます。
ちなみに、うちで一番活用しているのは、リングフィットアドベンチャーをする時にテレビの代わりとして使っています。
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9.リングフィットアドベンチャー
30歳を目前にして体力のなさを実感し、改善のために購入したのがリングフィットアドベンチャー。
リングフィットアドベンチャーをしてみて思ったことは「コツコツと努力することを補助してもらうのは、まったく恥ずかしいことでないし、そういう外部的な補助を入れることは大切だ。」ということでした。
本人がやりたいという意思があっても、それを実行するって、実際簡単だけど簡単じゃないんですよね。リングフィットアドベンチャーはゲームとして、「実際にやる」という補助する設計がされており、楽しく続けることが行えたのが気持ちのよい体験でした。
成果としては3カ月くらい週3×20分程度した結果、今までまったくなかったクビレをほんのり手に入れることができました!
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10.本と花
ストレスをなくすことにお金を使うことを決めてしまうのって、時と場合によっては有効だなと感じたのが、本と花の購入でした。
花を愛でるとか、本を夜更かしして読むって、毎日忙しく過ごしているとなんとなく見過ごしがちですが、時折ふっと風が吹くように心の中を洗ってくれる気がします。
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こう振り返ってみると、自分のストレスや時間を整理するための消費が多かった気がします。まず自分が今何にストレスを感じているか、改めて考えて、それに対して解決している感じ。
結論として言いたいことは「令和の三種の神器は、ドラム式洗濯乾燥機・自動食洗機・自動掃除機だ」ということ!「新しい生活が手に入る」と謳われていた3C(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)を欲する人たちの気持ちを、70年の時を超えて体験した気がします。
来年はどんな生活になるか楽しみですね。
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