PostCookie時代に向けた事業戦略の要として、CDP事業を展開する株式会社UNCOVER TRUTHを連結子会社化
みなさま、こんにちは。
株式会社マイクロアドのIR担当のてつおです。
本日、下記プレスリリースおよび適時開示を発表しましたので、お知らせいたします。
株式会社マイクロアドは、CDP(Customer Data Platform)関連事業を提供する株式会社UNCOVER TRUTHの株式を取得し、連結子会社化することを決定いたしました。
当社が株式を取得する株式会社UNCOVER TRUTHは、「ユーザー行動データとコンテンツデータを活用してユーザー主導の世の中へ」というビジョンのもと、CDPと呼ばれるデータ活用基盤構築・支援サービス「Eark」の提供や、それらCDPを軸としたコンサルティングサービスの提供と、コンテンツデータによるユーザー体験分析ツールの「Content Analytics」を提供しております。同社はこれらの各ソリューションを通じて、企業が保有する1stPartyData(顧客の購買履歴や登録情報、サイト内行動履歴など、企業自身のウェブサイトやアプリケーション等から集約したデータ群の総称)の分析や活用を促進することを事業の強みとしております。
2024年の後半から、Google Chromeにおける3rdPartyCookieのサポート廃止が段階的に開始されます。当社の試算ではその影響は、日本のインターネット広告の市場規模2.4兆円のうち約1兆円程度まで拡大すると予測しております。この1兆円規模の新たなPostCookie市場において、さまざまな施策が検討されていますが、その中でも重要視されているのが、企業自身が保有する1stPartyDataの活用になります。
当社は、この度の株式会社UNCOVER TRUTHの連結子会社化により、同社のプロダクトを通じて、1stPartyDataへのアクセスが初めて可能になることで、PostCookie市場における強い競争力を獲得できると考えております。
当社の提供するUNIVERSEでは第三者のデータ保有企業から提供を受けた、様々なデータを集約し分析することで、業界業種に特化した複数のマーケティングプロダクトを提供しております。これらのプロダクトでは、第三者のデータを活用することで潜在的なニーズを持った顧客へアプローチし、企業のマーケティング活動の支援を実現しております。
一方で、株式会社UNCOVER TRUTHが提供するCDP「Eark」や、「Content Analytics」は、ニーズが顕在化した顧客の1stPartyDataに対する分析や活用によって、顧客のLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)最大化を実現しています。PostCookie時代においては、この1stPartyDataを活用した既存顧客の分析やマーケティングの価値がより一層高まることが予測されております。
これら両社のソリューションが連携することで、潜在層へのアプローチによる新規顧客の獲得から、既存顧客のLTV最大化まで、PostCookie時代における、新しいマーケティングを実現し、事業領域の拡大によってUNIVERSEのさらなる競争力強化を狙ってまいります。
当社は今後も、PostCookie時代における競争力の強化に向けて、両社のサービスの連携を促進し、さらなる事業の拡大を目指してまいります。
■適時開示はこちら
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9553/tdnet/2414918/00.pdf
■株式会社UNCOVER TRUTH 会社概要
代表者 代表取締役:石川 敬三
本社所在地:東京都新宿区四谷本塩町2-8 A YOTSUYA 4N/3
事業内容:
CDPを活用したデータ統合・分析・改善コンサルティングサービスの提供
データアナリスト常駐型支援サービス「DX-Accelerator」の提供
データ活用基盤構築・支援サービス「Eark」の提供
コンテンツデータによるユーザー体験分析ツール「Content Analytics」の提供
URL:https://www.uncovertruth.co.jp/
今後とも弊社へのご支援・ご指導のほど何卒よろしくお願い申し上げます。
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