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中学受験を目指す理由(小2息子):親編

小2息子の場合の、中学受験を目指す理由も書いておこうと思います。小3の娘に対する中学受験を目指す理由とは、全然別の理由で、息子は中学受験の方がいいかなと思っています。


発達と特性

息子は2歳になったばかりの時に、保育園の先生から「少し発達が心配かも…」という趣旨のお話をいただきました。言葉も遅めでした。1歳半ごろから出た発語が一時消える…ということも経験しました。ちゃんと会話が成り立つようになったのは3歳を過ぎてからでした。

そこから療育につなげ、半年に一度の診察、就学時前の1年は言葉の教室にも通いました。療育のおかげか、3歳ごろに受けた発達検査は年齢マイナス1だったのですが、就学前の「田中ビネー知能検査V」では問題のない数値に。

就学前相談にも行き、現在のところは、特にフォローや加配はなく、通級もしない形で通学しています。

ただ、小2になった今も、担任の先生から「心配がある」とはっきり言われる現在地です。勉強面の懸念ではなく、生活面の懸念です。

ぼんやりしている、動作が遅い、話が響かない、想像力が足りない、などです。

内申制への懸念

私の2歳上の兄も、息子に似た特性の人です。息子の成長を見ながら、既視感があるのです。

そんな兄は、公立中学にて、定期テストの成績は良い(5教科は上位10~15%の順位)のに、美術で低い評価をつけられてしまったために、進学校の受験ができないとなってしまったということがありました。(結局、内申点の関係ない国立高専へ進学しました)

息子と兄の似たところとして、以下の3点です。

  • 指示が通りにくい(聞いているように見えて、あまり理解していない)

  • 作業途中に何か気になることがあると、そちらに気が向いてしまう(業務完遂に問題あり)

  • ふわふわしている(他に表現しようがない)

親視点や身内視点から見ると、反抗的な態度をとるわけでもなく、ただ指示が通りにくいだけなのですが、関わる周りの方々からすると、話を全く聞いてない、もしくは無視しているように見えるのが、とても問題な部分だと思っています。

息子の場合は、LiD/APD(聞き取り困難症/聴覚情報処理障害)なども疑って、耳鼻科にも掛かりましたが、専門の検査をしていただいた結果、診断はつかずでした。

兄をすぐ下で見ていた私としては、これは息子の内申点は厳しそうだぞ、と考えてしまうのです。

もちろん、親ができる範囲で、特性的に聞いていないように見えるので、コミュニケーションを工夫してください、とお願いすることはしていきますが、あくまでもそれはお願いベース。授業態度や提出物を評価の基準にし、公平に見れば、よい点をつけるのが難しい、のは想像できます。

なので、内申点ではなく、テストの順位などで立ち位置がわかる学校の方が息子にはいいのかな、とぼんやりと考えています。

のんびり大学を目指してほしい

私も夫も大卒(夫は院卒)なので、大学に行く道しか知りません。なので、大学には行ってほしいという大前提で考えています。

どこかの大学のできれば理系の学部に入れていただければ嬉しいなぁ、と希望しています。

のんびり目指すには、どうしたらいいのか。まだまだ試行錯誤中です。中学受験には、間に合わないかもなぁということも考慮しつつ、勉強すること自体に何も無駄なことはないので、基礎学力をつけることを中心にコツコツと取り組めるようにしています。

息子がどう思っているかは、まだ学校見学も連れて行っていないので、もう少し後になると思いますが、また聞いてみようと思います。


小3の娘に対する考え方はこちらに書きました。


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