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最適解を導き出し、Micoworksの成長を後押しする。田口さんが描く「1.5列目組織」とは?

こんにちは!Micoworksの採用チームです。
今回は2023年12月にジョインしたセールスプランニング部で部長を務める田口 圭太(たぐち けいた)にインタビューを実施しました。
凸版印刷(現:TOPPAN)や博報堂といった大手企業でキャリアを積んだのちに、なぜMicoworksに参画することになったのか。入社の経緯やセールスプランニング部の役割について話を伺いました。

田口 圭太(たぐち けいた)
セールス統括本部 セールスプランニング部 部長

凸版印刷(現:TOPPAN)に入社し、金融系営業として、大手損保グループの合併対応やメガバンクとの共同SaaSサービスの立ち上げなどを経験。
2016年には博報堂へ転職し、営業として大手飲料のCM、プロモーション、PR等の広告全般の制作業務に従事。その後、社内公募制度でDX推進スタッフ部門に異動し、博報堂DYグループ横断のLINE推進組織の立ち上げと初代リーダーを務める。デジタル販促領域ではグループ内ベンチャーの推進に協力。2022年4月にリテールメディア事業の推進を担う部署の部長に就任し、新事業・新組織・新メンバーで異例の立ち上げを経験。
2023年12月にMicoworksへ参画。


新たなる挑戦と飛躍に向けて。博報堂で培ったスキルを生かしてMicoworksに参画

ーご経歴について教えてください。

凸版印刷(現:TOPPAN)に入社し、金融機関を担当する営業としてキャリアをスタートしました。金融系営業では、大手損保グループの合併対応やメガバンクとの共同SaaSサービスの立ち上げなどを経験しましたね。

その後、2016年に博報堂へ転職し、営業として大手飲料のCM、プロモーション、PR等の広告全般の制作業務に従事。社内公募制度でDX推進スタッフ部門に異動し、博報堂DYグループ横断のLINE推進組織の立ち上げと初代リーダーを務め、デジタル販促領域では社内ベンチャーの推進メンバーとして活動に参画しました。

また、2022年4月にリテールメディア事業の推進を担う部署の部長に就任し、新事業・新組織・新メンバーで異例の立ち上げを経験。外部企業とのアライアンスや小売との合弁会社の立ち上げなども行いました。

ーそんななかで、田口さんが転職・キャリアチェンジを考えるようになったきっかけは?

凸版印刷(現:TOPPAN)に勤務していた頃から、一貫して「世の中に良いと思ってもらえるサービスを作りたい」という想いをもっており、いつか自社サービス・事業に関わる仕事をしたいと思っていました。博報堂でも、優秀な仲間とともにプロジェクトチームの立ち上げや事業開発を行っており、貴重な経験をたくさん積ませてもらっていたのですが、その中で、一時期多くのスタートアップ企業と関わる機会をいただけて、彼らの事業に対するマインドやカルチャーに興味をもち、ものすごい刺激を受けたんです。

30代後半に入り、「事業マネジメントにチャレンジをしたい」と考えていたときに、今まで学んできたことを活用して事業貢献でき、かつ大きなチャレンジができ、自身も成長できる場はスタートアップだと考えるようになり、「転職するならスタートアップ」と決めていました。

ー転職活動ではどのようなポイントを重視していましたか?

転職活動で最も大事にしていたポイントは大企業では得にくい経営との近さ。「自身のスキルを活かして転職先の事業に直接的なインパクトを与えてみたい」という気持ちがあったため、スタートアップでも大きくなり過ぎて経営との距離があったり、事業内容として自身の貢献の余地が少なかったりすると、得たいキャリアとかけ離れるリスクがあると考えていました。その点は事前に社員と面談するなど念入りに確認させてもらいました。

ーMicoworksに入社した決め手は?

決め手は大きく3つあって、1つめは貢献可能性ですね。企業として事業・業務の改善の余地があり、かつ今までの経験を生かして貢献ができる状態であること。博報堂DYグループ横断のLINE推進組織の立ち上げなど、今までの経験が直接役に立つと感じました。
2つめが成長性です。積極的に資金調達を行って文字どおり事業が急成長しています。主力事業はLINEマーケティングのサービスですが、入社前から会社の目指す方向性については聞いており、将来を見据えた戦略にも魅力を感じました。
3つめが人。自分に近いキャリアや思想の人が多く、カルチャーマッチしやすいと感じました。Micoworksには様々な企業の出身者がいますが、マーケティング企業出身の人材も多く、比較的近い視点やノリで仕事ができるのではないかと感じました。

ー大手代理店からスタートアップへ転職してみて、ギャップはありましたか?

良い意味でギャップはあまり感じなかったです。おおよそ想像していたスタートアップの姿に近いと思っていますね。もちろん、業務内容やミッション、意思決定のスピード感は代理店時代のそれとは全く違います。

代理店での業務もマルチタスクで良い意味でカオスな一面がありますが、スタートアップもまた一味違うカオスさを感じますね。一定自由で、かつマルチタスクで仕事を楽しめる広告代理店出身の方はマッチ度が高いのかなと思っています。

Micoworksの成長を加速させる「1.5列目組織」の役割と重要性

ー担当部門と就任したポジションの役割について教えてください。

セールスプランニング部の部長として、組織の統括・マネジメントを行っています。セールスプランニング部の主な役割は、簡単にいうと営業企画のようなポジションで、営業部門が円滑にセールスを行うためのサポート・支援をする「1.5列目組織」にあたります。
大きな会社だと、営業企画という部署が当たり前に存在していますが、スタートアップだと営業企画がない会社も少なくありません。私自身、前職時代に営業からスタッフ部門に異動した背景があり、両方の立場からみたときに「セールス理解のあるスタッフ」が、いかに組織の発展を支えているかを実感しています。

ーセールスプランニング部の役割とミッションについて教えてください。

大きく2つの組織に分かれています。1つがアライアンス(Alliance)チームで、マーケティングに理解のある人材を筆頭に配置し、代理店との協業で高度かつ大規模なマーケティング案件の創出、実績化を担います。
広告代理店の文化や言語を理解し、クライアントに対する価値ある提案へ昇華し協業パートナーの地位確立をミッションとします。
もう1つがビジネスプロデュース(Biz Produce)チームです。高度な提案スキルが必要となる業務でセールスメンバーをサポートして商談の成功率向上をミッションとしています。また、プロダクトチームなどと連携し、ビジネスサイドとして新プロダクトの開発並走をしたり、LINEヤフー社等の重要パートナーとの協業プロジェクトをリードしたり、更なる事業拡大のカギを握るBizDevのような役割を担います。

ーセールスプランニング部で働くやりがいや面白さは?

単なる「システム屋」ではなく、戦略やプロデュースを交えて提案することがこの業務の面白さになるのかなと思います。とはいっても、戦略を描くためには相手のニーズの理解だけでなく、解像度高く相手の力学を捉える能力や、こちらが伝えたいことを的確に翻訳・言語化する力も求められます。そのため、できることはたくさんあるし、非常に奥が深い業務ともいえます。
また、セールスプランニング部は組織としてはまだ新しいです。そもそも「存在しなかった機能」を作り出し、会社の歴史創りに貢献できる点でやりがいや面白さを感じられると思いますね。
少数精鋭の組織なら、1.5列目組織は必要ないかもしれません。ただ、Micoworksのように組織が拡大してくると多様な人材が社内に増え、スキルや理解度にばらつきが出てきます。さらなる進化を遂げるためには必要不可欠な組織だと思っています。

ー田口さんが仕事で大切にしている考えやポリシーを教えてください。

広告代理店を離れSaaSという別の業界で働く以上、「アンラーニング」することを大切にしています。仕事の取り方も進め方も広告代理店時代とはまるで違うし、人のタイプも異なります。失敗しながらも、自身を新しい業態・文化・組織にアジャストさせていく努力は惜しまないつもりです。大変ですが(笑)日々勉強です。

最適解をたぐり寄せ、新たな価値を創出する

ー今後の展望について教えてください。

急速に組織拡大をすればセールスメンバーに理解度・実力差が生まれてくるでしょう。これは事業成長とともに組織を急拡大しているスタートアップにおいては、必然的にぶつかる課題になります。
強い推進力をもってセールスがお客様の課題にフィットした提案ができるよう、ときには武器をもたせ、ときには育成し、ときには穴を埋める。そういった活動を通じてMicoworksの力を強める1.5列目組織を目指していきたいですね。
今後、個人的にチャレンジしたいこととしては、まずは今の部でしっかりと成果を上げ、Micoworksにとってインパクトのあるビジネス・事例を創ること。そして、次のステップではそれらのビジネス・事例を型化し、組織横断で会社としての「勝ちパターン」を生み出せる存在になりたいなと思います。

ーどんな人と一緒に働きたいですか?

今後のプロダクト拡張や組織拡大を見据えたときに、生まれる課題は無数に存在します。その課題に対して「考える・言語化する・アウトプットする」ことで、事業にとっての最適解を導き出したいと考える方とぜひ一緒に働きたいですね。
興味を持った方はこちらからご応募頂き、まずはカジュアルにお話しましょう。


ーMicoworksにどのような可能性を感じていますか?

成長中で良い意味でカオスな組織であり、可能性しか感じてないですね(笑)。例えば、日米で約20年にわたりIVR(電話自動応答)システムなどの対話型AIプロダクトの開発に携わってきたJames Mesburさんや、大手コンサルティングファーム出身でカンヌライオンズの審査員経験のある清水さんなど、優秀なメンバーが続々と参画しています。いまはまだ個々の実力で対処している段階ですが、会社全体でシナジーを生み出すことで、さらなる事業成長につなげられると考えています。

ー最後に、Micoworksで働くことに迷っている方へメッセージをお願いします!

セールスプランニング部ならマーケティング提案を介しての言語化力、アウトプット力、組織俯瞰・運営力が身につくでしょうし、MicoworksならSaaSという土俵での経験が身につきます。

Micoworksは圧倒的な成長と進化を続けている会社です。個人的には、入社する前までアライアンス部門すらないのが衝撃で、まだまだ会社としての組織体制や業務改善の余地は多くあるなと感じていますね。ビジネスプロデュース(Biz Produce)チームもその一つです。上場または上場直前の企業のように成熟し切っているフェーズよりも、今のMicoworksのフェーズで参画するからこそ楽しさややりがいを感じられると思っています。

転職を悩んでいるのであれば、その今がベストタイミングです。ぜひ、興味がある方は私たちと一緒に働きましょう。

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