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愛のしるし

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たくさんの「スキ」をもらった文章。下のほうにも良いやつがたくさんあります。
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#noteでよかったこと

何がしたくて文章を書く

 時を経た今はどこか柔らかい文章が書きたいと思う。  キンと澄ました文体だったり、やけに難しい比喩でもない。辞書から引っぱってきた高尚な単語の羅列じゃなくて、普通に思いつける普通の言葉。  そういえばひと月半ほど前の記事にて、自分の書きたい理想について語ったな。「柔らかい文章が書きたい」と。  これに関してわたしはわりと満足している。執筆中は辞書を引かない、比喩表現は理解できずとも想像はできる例えにする、時折話し言葉を混ぜる。寝る前に読み返して何となく夢見が良さそうだったら

継続は力というか、変化を生む

 恋人たちは「魔の3ヶ月」に怯えるという。子育てにおいても3の倍数の週数または月齢で少し苦しくなるらしい。だいぶ短いが「三日坊主」の言葉もある。  わたしもちょうどnoteを始めて明後日でやっと3ヶ月。飽きやスランプを心のどこかに感じるだろうか。そう問われれば答えはノーだ。だけどやっぱり続けるうちに変わったなあ、と思う部分はいろいろある。  まず文字数がグンと増えた。正確には1つの書きたい事柄について出てくる言葉が増えていた。最初のほうは500字以上を目安に書いていたのだが

WEBライティングの「書く」を学んで思うこと

 わたしにとっての文章は自己表現の手段であった。自分の中の深いところを可視化する。noteというプラットフォームで何かを綴り続ける時点で、そういう人間なんだといえるのかもしれない。  だけどWEBライティングで求められる「文章」は、どう考えてもそれとは全く別物だ。「こういう記事を書いてください」という依頼は「これについてあなたの考えを書いてください」なんて言葉を意味しない。  WEBライティングはネットでググって出てくるような記事を執筆する仕事。1つの事柄に関する情報をまと

評価を気にして書くのはよして

 noteの公式から通知が届く。 おめでとうございます! あなたの記事が合計1000回スキされました!  まず「え、もう?」というのが正直な気持ちだった。  わたしがここで書き始めたのは今年の3月1日のこと。毎日何かしら書き続けて、今日でようやく119記事目にいたる。  単純に考えて1記事8~9スキくらいが平均だけど、感覚として相違はない。まあそれを超えたら相対的に多いかな、の感じである。わたしのマガジン『愛のしるし』もスキの数が10以上になった記事だけ入れている。