一生モノのトレンチコートを探しに。憧れブランド試着レポート Saint Laurent編
こんにちは。ファッションコンサルタントのmicoです。
今年は一生モノのトレンチコートを買い、それを着こなすという目標を掲げており、ただいま春に向けて絶賛品定め中です。先日のBURBERRYに続き、今回はサンローランに行ってきました。(過去記事はこちら↓)
ちなみに、私の一生モノトレンチコート選びのポイントは
■オーセンティックなデザインと素材
■色はベージュ
■ミディアム~ロング丈
■自分の体にフィットしてストレスがないもの
■予算は最大30万円まで
です。
さて、サンローランの店舗にはトレンチコートが2種類ありました。1つは定番のもの、もう1つは割と新しいオーバーサイズのものです。(画像出典:サンローラン公式オンラインストア)
1.オーバーサイズトレンチコート
オーバーサイズトレンチは6つボタンで上半身にかなりゆとりを持たせたデザイン。バックスタイルも特大のヨークが効いていて、なんともかっこいい。ウエストベルトをキュッと絞って着るとエレガントで素敵だなあ、、、
なんて思いつつ、今回買うべき一生モノのトレンチコートはオーセンティックなデザインのもの。デザイン性の高いオーバーサイズトレンチは試着せず、定番のトレンチコートを試着することにしました。
2.ダブルブレスト ベルトトレンチコート
こちらが定番のデザイン。コットン/ポリエステルのややハリのあるギャバジン素材。サンドとブラックの2色展開。お値段¥275,000。
細身でボックス型のシルエットがメンズライクでスタイリッシュなたたずまい。
BURBERRYは裏地もチェックで、生地もボタンも少し薄めのベージュ、バックルもブラウンとブリティッシュトラッド感が強かったのですが、サンローランの生地はサンドベージュで落ち着いたカラー。ボタンやバックルや裏地もブラックで統一されすっきりとしています。完成度が高く、研ぎ澄まされたデザインではあるけれど、すっと自分のワードローブになじみそうな感じでした。
長年愛用したgreen(現HYKE)のトレンチコートに色やディテールが少し似ていることもあって、そう感じたのかもしれません。とにかくハンギングされているたたずまいが自分好みでした。
そして、いざ試着。
上半身がギュンギュンにきつい (泣)!
こちらのトレンチコートは細身のシルエットが特徴だそうで、ギュンギュンくらいで着るものなのだそう。肩もセットインスリーブなので余裕がない!
前の記事にも書いたのですが、私はとても肩幅が広く、その割に胴体が薄いので、ジャケットやコートのサイズ選びが大変です。肩に合わせるか、身頃に合わせるか、、、だいたい見た目重視で身頃に合わせて選び、肩が凝ったりして結局あまり着なくなるというパターンに陥ります。
この日はやや厚手のデザインニットを着ていたので、店員さんのおすすめで薄手のニットに着替えて再度挑戦!!
全体的に少し楽にはなりましたが、やはりつり革はつかめない感じです。シルエットは非常にかっこいいのだけれど、今このタイトさで5年後の自分が着られるのだろうか。。今回のトレンチコート選びのポイントの1つ、自分の体にフィットしてストレスがないもの、と考えると悩ましいです。
話は逸れますが、この時に着せてもらったカシミヤのニットも素敵でした。肌ざわりが非常になめらかで、無駄のないデザイン。かなり薄手で細身なので、肩の骨感も背中の肉感もすべて拾います。(笑)トレンチコートもこのニットがさらっと着られるモデル体型の方が似合うんだろうなあ、なんて理想と現実のギャップに苛まれながら、試着を終えました。
サンローランも接客がとてもスムーズでした。商品や着用画像をを自分のスマホで撮るのはNGでしたが、店員さんが撮影し、メッセージや雑誌掲載画像などと合わせてメールで送ってくれました。そういった心遣いも嬉しいですね。
長年愛用したgreenのトレンチコートの面影を残しつつ、スタイリッシュで好みの雰囲気。でも私には予想以上に細身で、上半身のタイトさはややストレス、そしてインナーに薄手の物しか着られないとなると、大枚をはたく一生モノには難しいかなあと思いました。10年前ならおしゃれは我慢精神でこれを選んでいたかも。。。
購入は検討ですが、憧れのサンローランの世界を感じることができた良い体験でした。
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