人材育成の知識～レディネスという考え方 #137-523

人材育成の知識～レディネスという考え方、ということで今回は情報提供をさせて頂ければという風に思いますね。

レディネスとは

まず、このレディネスという言葉なんですけれども、日本語で訳すと「準備度」です。すなわち、「学習や習得を行う場合に学習者側に学ぶために必要な条件や環境が整っている度合いのこと」という風に定義がされています。ですので、レディネスすなわち準備度が高ければ高いほど、学習者側の準備が整っていれば整っているほど学習が効果的に行われるんだと、そのような意味合いで、人材育成において効果的な関わり方というのは、変わってきますということです。

レディネスを4段階で測定する

ビジネスで人材育成をする上で、このレディネスを測定するということで、4段階で計るということをお勧めしたいなと思います。その4段階を説明いたします。まず、1段階と4段階、イメージが湧きやすいので、最初に申し上げられればと思います。1段階は言ってみれば新人ですね。一番わかりやすいのは、その職場に配属されたばかりの新入社員ですね。一方で、4段階というのは、一人前の人。何も言わなくても、その仕事がしっかりこなせる人を4段階とこういう風に定義したいと思います。