戦わないで勝つのがリスクマネジメントの真骨頂 #489-241
戦わないで勝つのがリスクマネジメントの真骨頂ということで
今回は情報提供をさせていただければと思います。
リスクマネジメント~今回のキーワードでございます。
今回はそうした視点から情報提供をさせていただければと思います。
さて、皆さんはマネジャーとして
組織のリスクマネジメントを
果たして、しているでしょうか。
経営資源の有効活用がマネジメントです。
だとすると、ヒト・モノ・カネのリスクを察知して
問題を未然に防ぐのが
マネジャーに求められる役割なのではないでしょうか。
人材不足・機材不足・資金不足は全てマネジャーの責任です。
時間軸で中長期を見据えて意思決定をすることが
マネジャーには求められます。
問題が起きる前に対処する力、
すなわちリスクマネジメント力を磨いていきましょう。
今回はリスクマネジメントの進め方の
5ステップということでご案内をしてまいります。
一点目、半年から一年後を
念頭に目標達成がうまくいかない可能性のある要因を
全て書き出します。
まずは頭の中にあることを全て書き出しておく。
見える化するということです。
二つ目、書き出した要因ごとに発生確率を考えるということです。
最初は「エイヤー」で構いません。
この件は20パーセント。
この件は5パーセント未満といった形で
数値で捉えてみるということです。
そして三つ目、発生確率の高そうな順番に要因ごとに対処法を考える。
すなわち、リスクが起きてから対策を考えるのでは遅過ぎますので
まずはそれぞれ発生確率の高い順番に対処法を考えてみましょう。
四つ目、トリガー、
すなわちどんな事象や数値が発生したら
対処法を取るかをあらかじめ決めておきましょう。
最後に五つ目、
そのトリガーが発生したら対策案を実行するということです。
このトリガーはできれば数字で決めておけるとよろしいかと思います。
最後にまとめになりますけれども、
リスクマネジメントはマネジャー必須のスキルです。
特に人的リソースを活用して
リスクマネジメントを行っていきましょう。
以上、戦わないで勝つのがリスクマネジメントの真骨頂ということで
情報提供をさせていただきました。