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固定費変動費が経営の着眼点 #458-726

固定費変動費が経営の着眼点ということで
今回は情報提供をさせていただければと思います。

そもそも経営とはということで今回は話を始めてまいります。
経営とは会計的に言いますと、利益を生み出すことです。

利益が持続成長可能性を高めていきます。
利益を生み出す、すなわち
収益が費用を上回ることが期待をされています。

収益と費用がとんとんのポイントが
損益分岐点と呼ばれております。

損益分岐点を理解するためには
費用を固定費と変動費に分解をする必要があります。

固定費は売上ゼロでもかかる費用のことです。
人件費ですとか場所代など。

一方、売り上げが上がるにつれ、かかる費用が変動費です。
材料費や商品の仕入れなどをイメージしていただけると
よろしいかと思います。

経営のポイントは
会計年度中の早いタイミングで損益分岐点を通過する。
すなわち収支トントンになるというところがポイントです。

損益分岐点を通過するまでは赤字の状態です。
一方、損益分岐点を通過をすると黒字の状態です。
損益分岐点を通過すると利益が急速に増えます。

それはなぜかと言いますと、
固定費については回収済みですので
変動費のみが費用となるからです。

昨今、賃上げが世の中で言われております。
賃上げ、これは人件費ですので固定費の一部です。
もし賃上げが行われますと固定費が上がります。
固定費が上がれば損益分岐点を通過するまでの
時間がかかります。

ということは、
固定費上昇分を超える生産性向上が
私たちマネジャーには必須
という風に言ってもよろしいかと思います。

ちなみにこれをあらかじめシミュレーションすることが
事業計画の肝という風に言ってもよろしいかと思います。

最後にまとめになりますけれども
こうした環境変化の激しい時代、
私たちマネジャーの経営センスが問われます。
プロセス改善に注力をしつつも結果を出すことはマストです。
数字で証明をしていきましょう。

以上、固定費変動費が経営の着眼点ということで
情報提供をさせていただきました。

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Micky 人材育成コンサルタント
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