
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論と人事考課を合わせて考える #434-633
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論と人事考課を
合わせて考えるということで
情報提供させていただければと思います。
変化の激しい時代、
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論は
とても重要な考え方ではないかなと持っております。
今回は人事考課と合わせて情報提供させて
いただければと思います。
まず、ハーズバーグの動機づけ・衛生理論について
ご案内をいたします。
二要因理論とも言われます。
動機付け要因と衛生要因のことです。
衛生要因とは、それがないと不満になる要因のことです。
給与ですとか、制度、対人関係、作業条件など。
一方、動機付け要因とは、
それがあると仕事の満足度が高まる要因のことです。
仕事の達成、承認、責任、承認などということでございます。
人事考課制度そのものは
衛生要因といってもよろしいかもしれません。
一方で運用は動機付け要因であるという風に言えるかと思います。
人事考課ではメンバーが目標達成できるように支援をし、
達成したことを承認し、仕事を任せ、
役割を拡大させることが目的です。
中には、賞与で差をつけて
できる社員を動機付けたいという意見を聞かれることもありますが、
これは不満はなくす一方で、
動機づけの影響は限定的であるという風にも言えるかと思います。
まとめになりますけれども、
動機はその人の内面から湧き上がってくるものです。
すなわち、内発的という風にも言われております。
私たちのメンバー一人一人が、
その内面から動機が湧き上がってくるように、
人事考課を組織的に有効活用していきましょう。
そのためには目標設定、進捗管理、
そして考課という
一連の流れを効果的に回していくことが
重要なポイントと言えるのではないでしょうか。
以上、ハーズバーグの動機づけ・
衛生理論と人事考課を合わせて考えるということで
情報提供をさせていただきました。
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