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ビジネスを指数対数で捉えよう #474-727

ビジネスを指数対数で捉えようということで
今回は情報提供をさせていただければと思います。

ビジネスを数字で捉えることは必須です。
また、確率統計は必須の知識です。
そして、指数関数、対数関数の考え方も重要です。
ビジネスで使える数学が身につくと
私たちのビジネスセンスがアップをします。
今回はそうした視点から
ぜひ知っておきたい法則の類を
皆様にご紹介をしてまいりたいと思います。

一つ目はパレートの法則
一般的には20:80の法則とも言われているものです。
これは経済において
「全体の数値の大部分は
全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているというものです。
例えば、「20%の顧客が
自社商品の全体売上げの80%を占めている」など。
すなわち、ビジネスでは一極集中が一般的だということでございます。

ちなみに、ロングテールの法則というのもあります。
これはECが発展することによって出てきた
法則でありますけれども
実はパレートの法則と同じことを言っています。
ただ視点が異なるということです。
2割の売れ筋の商品と8割のそれ以外の商品を並べた時に、
2割の売れ筋商品が恐竜の頭。
それ以外の商品が長い尻尾に見えることから
恐竜の長い尻尾という意味である
ロングテールと名付けられました。

これは、特にECでは在庫は無限に持てるわけですから
ロングテールでビジネスができる。
そういう視点で捉えられるということでございます。
もう一つ似た法則で
「収穫提増の法則」をご紹介をしておきたいと思います。

映画やソフトウェア、
あるいはオンラインゲームのように開発費、
設備費のような固定費が一定で、
ユーザー数が増えても
運営にかかる人件費などの費用が
増大をしないことにより生産性が向上する。
それにより利益率が向上する。

こういったものを収穫提増の法則というふうに言います。
こうした法則が私たちに伝えたいことは
ビジネスは決して正規分布ではないんだということです。
それぞれの企業の戦略によって上位2割を狙うのか、
あるいはロングテールを狙うのか。
これは企業規模やシェアによっても異なります。

また、こうした点はランチェスター戦略を学ぶとよくわかります。
今回はランチェスター戦略について細かく説明は申し上げませんけれども
ぜひご興味のある方は理解を深めてみていただければと思います。

最後にまとめになりますけれども
繰り返しですが
ビジネスを数字で捉えることは必須です。
ぜひマネジメントをする立場である
私たちが率先して理解を深め、
メンバーへの周知、興味づけ、こんなところを行っていきましょう。

以上、ビジネスを指数・対数で捉えようということで
情報提供をさせていただきました。

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Micky 人材育成コンサルタント
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