伝える力~1対多のコミュニケーションで意識すべきこと #498-448
伝える力~1対多のコミュニケーションで
意識すべきことということで
今回は情報提供をさせていただければと思います。
コミュニケーションには
大きく2つのタイプのコミュニケーションがあります。
一つ目は一対一。
目の前の相手の理解度を確認しながら
話を進めていけば良いと思います。
かといって、部下の多い方の場合は
一対一を何度も行うのは場合によっては非効率ですよね。
二つ目を一対多。伝える立場の人間は私一人だけ。
一方で聞き手は多数。
場合によっては100人以上。
社内の方針説明会や講演やセミナー、
こういったものが当てはまります。
今回は後者、一対多のコミュニケーションで
意識すべきことを整理をしてまいりたいと思います。
では、早速ですが、
一対多のコミュニケーションで意識すべきことということで準備、
それから本番という形でお案内をしてまいりたいと思います。
まず準備ですけれども、
内容を簡にしてようになるように構想します。
まずは内容そのもの=伝えたいことの検討です。
伝えたいことをキーワードレベルで整理をしましょう。
そして、キーワードを伝えるための説明、
例示あるいは具体的なデータなどを考え、
補強をしていきます。
そして話のつかみ、まとめ。
こういったものを考え、全体像を作り上げていきます。
併せて聞き手への配慮の検討と工夫を行います。
聞き手はどんな人たちか想像を巡らせましょう。
今回のテーマに関する理解度はどうか。
キーワードには親しんでいるか。
このコミュニケーションの目的は何か。
このコミュニケーションの目的は何か、というと
話に納得してもらい、
行動をしてもらうことにコミットしてもらうことです。
いつ、どこで、何をしてほしいのか
具体性を持って話すことです。
そして、時間的に余裕があれば、話を録音するなどして
非言語はあらかじめ取り除きましょう。
人によって「あの」「あー」「うーん」など非言語が
あるかもしれません。
これを取り除くためには自覚が第一歩です。
次に本番の効果的な伝え方です。
4点ご案内します。
一点目、話し始める時には深呼吸をして一呼吸おきましょう。
話している時は鼻呼吸を意識し、
自信にあふれる態度を持って気持ちゆっくり話しましょう。
緊張で焦って話が早くなりすぎないように、
このコミュニケーションの目的を改めて念頭においてください。
2つ目、話し方の配慮です。
丁寧な言葉遣いで聞き手との適切な距離感を保ち、
時には切り込みます。
間合いを工夫して、聞き手を聞く気、やる気にしていきましょう。
3つ目、視線の配慮です。
周囲を見回すように、
意識的にゆっくり目線を移動させていきましょう。
4つ目、語尾に注意しましょう。
日本語は語尾まで聞かないと
何を言っているのか分からない言語です。
語尾は自信を持って言い切ります。
「~と思います」の連発は不審感を醸し出すのでNGです。
最後に
今回は一対多のコミュニケーションで意識すべきことということで、
概略をかいつまんでご案内をしておりますが。
皆様も頭ではわかっているという方が大半だと思います。
まずは場数が重要です。
積極的に場数を踏んでいきましょう。
以上、伝える力~
1対多のコミュニケーションで意識すべきことということで
情報提供をさせていただきました。